とても静かに町の変化と澪の変化を見届ける作品。
祖母の旅館の閉業を機に東京の下町に出て亡き父の知り合いが営む銭湯に住み込んで仕事を探す澪。
受け身で社交性も乏しい澪はバイトも続かったが、祖母からの…
製作 日本 2019年 96分 G
第41回モスクワ国際映画祭特別招待作品
亡き両親に代わりに育ててくれた祖母が入院することになり、松本穂香さん演じる澪は父の友人だった男性が経営する東京の銭…
形あるものはなくなっていくが、言葉は永遠に残る。
言葉は心である。
松本穂香は寡黙な役が似合いますねぇ。たくさん喋ってる記憶がない😅
でもこの寡黙のドラマには合ってます。
そして、光石研がいい味出…
静かなドラマでよかった。
座敷わらしのようで可愛らしい松本穂香ちゃん、1人で店開ける時のあるシーンの横顔とお湯がすごく綺麗。
後ろで流れるピアノなんかは好きじゃないなぁ。無いと単調で退屈な映画になる…
映像としても、物語としても、題材としてもとても良かった。
山村暮鳥の『自分は光をにぎっている』
映画のラストで澪が語るこの詩と、フィルム映像に映ったそこで暮らしていた人々の姿には、込み上げるものが…
どう終わるかって、大事だから
静かで、部屋に差し込む日の光が時間と共に動いてゆくのをただ目で追って見つめたくなるような、そんな1時間半だった。
トークショー付き上映で鑑賞。
監督、カネコアヤノさ…
©2019 WIT STUDIO / Tokyo New Cinema