新宿泥棒日記に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『新宿泥棒日記』に投稿された感想・評価

とても好み。
当時の新宿のアングラ界隈の空気感が伝わってくる。
あまりに非日常の世界だったので、彼らの日常が見てみたい。
Juzo
4.9

エロスとポリティクスがほとばしる日本ニューウェーブの記念碑的作品。
横尾忠則の詩的存在感と、実在文化人の登場、演劇的介入、ドキュメント・フィクションの曖昧な境界…。これらすべてが新宿という街を生ける…

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でら
4.2
この胸の高鳴りは何なんだろう。
とにかくカオスで理解することなんて到底できないが、今では考えられないような60年代の尖りに尖ったカルチャーに目が離せない。ただただ圧倒される。
田村孟、佐々木守、足立正生、大島渚の創造社メンバーによる大胆な脚本を、大島がセミドキュメンタリー的に描いた異色作。書物のピラミッドシーンに使われる書籍のタイトルを確認するだけでも楽しい。
饗庭
4.6
言葉なんか覚えるんじゃなかった(汗)

青く明け初める朝の新宿素晴らしい

男性が話してるシーンだけ(精神分析と談義)見事に眠るという形で交わしてしまったからなんだけど、全部最高だった。

予告が無いからモノクロームが綺麗だった。いつもは端に座るのに、私のためにあるような真…

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5.0

この映画において、男女間の性差は限りなく、非常に、著しく、強調されたものとなる。劇中のフロイト原理派精神分析はその意義を失い、この地平で唯一に確かとなるのは、なるほど、ラカンの言うところの「性関係は…

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リリ
4.2
貴重な映像。
新宿。
横尾忠則、唐十郎、麿赤兒、四谷シモン、
積まれた本の1番上は澁澤龍彦。

あの時代が詰まっている気がした。

身体の奪い合いと開放。
ぴよ
5.0
(35mm)
あらゆる意味で、現代では撮れない映像で構成されている。

おそらくは本物の右翼が演説している目前で路上パフォーマンスを始める様は圧巻である(右翼が仕込みであっても成立している)。

横尾忠則の軽い身のこなしが画面上で輝いている。
横尾忠則が紀伊国屋書店で万引きを繰り返す様子をブレブレのハンディキャメラが捉える。まるで、サッカー選手のドリブルを見ているかのようにサッと異常なまでに…

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