【日曜日の友だち】
どちらの女の子の気持ちも何となくわかるし、自分がこっちの立場なら相手に対してこう思うなっていうのも分かる。
一期一会じゃん楽しもうよ!っていう気持ちと、明らかに友達が好かれていて…
ギヨームは良い時のロメールくらいに人物配置が抜群に上手いことを再確認。誰しもがシナリオを読んだときにそれがどういう物語かをイメージするだろうが、そんなものは人物配置によっていとも簡単に瓦解してしまい…
>>続きを読む二部構成のドラマ。
どちらが悪いわけではないが、前半の「日曜日の友だち」の方が好きだった。短いが百合的なエモーションのある映画である。同じ男を意識してしまう(あくまで好きになったわけではない)とこう…
7月のパリ。ヴァカンスシーズンの始まりに浮き足立つ男女の何もなかった日を描く2編の物語。
大好き。
めちゃくちゃロメールを意識して作られてることにニヤニヤしつつ、しっかりギヨームブラックらしさも施…
2017年、フランス、ドラマ。
女の子2人がレジャーランド(『宝島』のとこ)へ出かける話と、留学生のハンネの帰国直前の1日の話の2部構成。相互に繋がりは無い。
「日曜日の友達」
職場の同僚ミレー…
第一部はバカンスシーズンのレジャー施設(『宝島』と同じ、つまり『友だちの恋人』と同じ舞台)に遊びに来た女性2人をノスタルジックな少し色褪せた明るい風景のもとで描いたもので、最初から明らかにロメールを…
>>続きを読む【見どころ】
① 夏の恋。
② それぞれのエゴ。
③ 微妙な距離感。
④ 思わせぶりな行動。
⑤ 皮肉な結末。
【感想】
ギョーム・ブラック監督が演劇学校の学生たちと製作した青春ドラマ。
この2…
7月の少し浮わついた感じとか、昼と夜の違いがはっきりしている感じとか、映像に7月が詰まっていました。
年末になると、「7月にはこんなことがありました」と目立った出来事を取り上げるけれど、その目立っ…
ラストは少し蛇足に感じたけど、この瑞々しさはやっぱり良い。
人間関係、恋愛関係において何かが起きる手前のざわざわ感、ドキドキ感。
一部でのいけっ!いまだっ!という思いをちゃんと果たしてくれるカタルシ…
© bathysphere – CNSAD 2018