新しい団地に住む中流階級の人たちと古い掘立て小屋に住む貧しい人たちの構図をカメラは容赦なく映す。
戦後数十年が経って日本が高度経済成長期の真っ只中にあったと言われる昭和のある時代の物語。しかし、現実…
凄まじい映画。
まざまざと格差を見せつけられたかと思えば、中産階級のグロテスクな気遣いまで描かれる。
ちょっと『忘れられた人々』を思い出した。
ドキュメンタリー的な手法が会話の生々しさを際立たせる…
距離感おかしい団地妻が
バタヤ部落にいる距離感おかしい男に
深入りしていく話。
バタヤ部落の男は旦那の同級生。
差別意識がないのはいいけれど、
部落の家に行くのはどうなのか。
男も男で水を求めて
…
団地とバタヤ部落は、目の前にあるのに別世界で、社会格差を残酷に映し出す。主人公·直子の行動に常に苛立った。冒頭、火事を見に行こうとする姿は、見世物でも見に行くかの様だし、彼等に対する親切の押し売りも…
>>続きを読む『にっぽん昆虫記』と同じ年にこんなに素晴らしいディストピア映画があったとは!!!
団地という清潔な新世界がバタヤ部落という時代に取り残された地を征服していく。もはや団地に清潔さを感じなくなってしまっ…
長文になってしまった💦スルーしてください。
「バタヤ」という言葉を初めて聞きました。バタヤとはゴミ箱からゴミを漁ったり、紙くずや廃品を回収して生活をする人のこと。
1960年代の百合ヶ丘団地が…