良すぎる…。
虚構ではあるが妙な湿度感と手触りを感じるような音作り、ショットの連続で非現実のことのようには思えない。
象徴的なショットが多く、蝿の王を下敷きにしているように見えるが決してファンタジー…
「コロンビアの内戦を背景に、極限の状況下で暴走する狂気と人間の本質を大胆に描き出す。」というU-NEXTの紹介文だった。
コロンビア革命軍FARCが1964年に結成されて、そのまま中南米最大の左翼ゲ…
ドラマとドキュメンタリーの中間に位置するような作品。
一種の閉鎖空間やコミュニティにおいて、均衡が崩れたときに露呈する暴力性。
僅かばかりの理性を携えた人間。動物との境界線が曖昧になる瞬間。
服従…
まるで神話や寓話のように感じられた。
アンデス山脈の風景と奇妙な音楽が相まって、SFみたいな印象もある。説明をいっさい省いたことで、物語の普遍性が際立っていた。
モノス(猿)と呼ばれる者たち。彼らが…
体験したことがある感覚が甦る映画。
ただし、「グラビティゼロ」などのアトラクション映画とは違う。五感に訴えるというより、身体と頭の境界にあるものに訴える。
自分も含め法を守ることが自動化され、理…
全く前情報なしで見たから、これはパラレルワールドの、2001年宇宙の旅の世界観なのか?とか、大人のいない世界の原始的な子どもたちの話なのか?とか思いながら観ていた。
でもところどころで出てくる文明の…
野生動物の黒目が大きく白目がほとんど見えないのは、視線の動きによって「敵」に自分の次の動きを悟られないようにする為ではないか、という説はあるらしいが、人間がいかに野生に近づくように見えても、やはりそ…
>>続きを読む「POP LIFE: The Podcast」の2021年映画総括回で「2001年宇宙の旅の猿のシーンが延々と続くみたいな感じ」と評されていたため、「ああ、これは私の手に負えないアレなやつだな」と覚…
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