【みゅーのレビュー】
2021/01/31 22:42
TIFF2019の時に他の方のレビューを読んで気になっていた作品。
やっと日本公開、嬉しい。
両親を亡くしたクリスが、酪農を手伝いながら叔…
デンマークの農村地で牛を育て田を耕し生きる27才のクリスとその叔父の物語。父が自殺してから叔父さんと暮らしている。どこか気を遣い合っているかのような絶妙な距離感と、共に長く生活していることが伺えるピ…
>>続きを読む空気感が不思議と北欧映画っぽくはなかった。
それよりはどちらかといえば昔の日本作品っぽかったな。
恐ろしく静かな映画だが、けっして難しい内容ではない。心の動きを追う作品だ。
ちょっと頑固な主人公で感…
静かで強い映画でした。ほとんど会話しないのに、強い絆と愛情と思いやりがすべて伝わる。これを依存とか執着とは呼びたくない。やりたいことをやるのが幸せだと、だれがいった?愛する人と一緒に繰り返しの日々を…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
デンマークの片田舎にて。
閉塞感、絶望感、ゆるやかな死。愛が浮き彫りになる。
食を主軸とした関係性の描写が卓越している。
「隠居」を拒否するくだりで、いよいよ主人公クリスの依存であることが明らかに…
静かに始まって静かなまま淡々と物語が進んでいった。
観ている人の感じ方や考え方で、解釈が結構変わる映画だと思う。
好みも大分分かれそう。
観終わってから別の人と映画の内容についてすごく話したくなった…
2019年デンマーク映画。幼い頃に両親を亡くしてから身体の不自由な叔父と暮らし酪農を営む。毎日変化のない暮らしの中で、かつて目指した獣医の夢が再度蘇ってくる。冒頭の台詞なしで続く1日の生活、退屈な日…
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