戦争と女の顔に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『戦争と女の顔』に投稿された感想・評価

わたしたちの戦争は終わっていない…

PTSD、安楽死、愛と憎しみ、赦し、拠り所、同性愛…、生きて帰れても続く戦争。心穏やかな生活はそこにはない。

戦争を直接描かなくても伝わる戦争の悲惨さや壊れた…

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静謐だけどハードコアな戦後を舞台に、結構真っ直ぐな純愛ドラマ。

失ったものはもう帰ってはこないから、今ある幸せで自分を大切に満たしたい。
K99
4.2

とんでもない映画でした。
舞台はレニングラードの後、直接戦闘を描かないタイプの戦争映画。
とにかくずっとジメジメしてて、終始暗くて、生々しい。
ダンサーインザダーク並みに滅入るので注意。。

赤と緑…

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戦争は女の顔をしていない
終わったことになっても終わらない
苦しみは続く
戦争は子どもの顔もしていない
4.5

高評価

だが、マジに好きじゃない作品
映画としては欠点がない
色彩も演技もカメラワークも逸品
脚本も演出も不足が一切ない
(犬の散歩シーンだけ、犬に演技させられなくてリードめっちゃ短く持って無理に…

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SANKOU
4.1

このレビューはネタバレを含みます

歪な形ではあるものの、これも戦争の後遺症を描いた作品といえる。
この物語のメインとなる二人の女性は共に第二次世界大戦中に従軍していた。
軍病院で看護師として働くイーヤは、戦争によりストレス障害を発症…

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4.3
未来を語るには、過去と今が地獄すぎる。
めちゃくちゃ重いが、反戦映画としては良い。

このレビューはネタバレを含みます

原題は「のっぽな人」みたいな意味なんですね。作中でのイーヤの呼称ですね。

人間として生きることを奪われたひとが、それでも普通の人間らしい営みや望みを抱いて生きるための方法なんて誰にもわからなくて正…

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人間で負った傷を人間の絆創膏で塞ごうとするグロテスクさと切実さ

先ずはこの作品が、1991年生まれの監督(うちの娘の1個下)と94年生まれの主演女優と96年生まれの助演女優(というよりW主演)で作られたということに驚いた。
内容は原案であるノーベル文学賞受賞作家…

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