戦争と女の顔に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「戦争と女の顔」に投稿された感想・評価

りっく

りっくの感想・評価

4.1

戦争の描写を直接見せることなく、ある姉妹のミニマムな物語から、戦争が人間の心身に刻み込まれ蝕んていく生々しさを人間の生理と映画的な技巧を駆使して描いてみせる。

ペンキや衣装の印象的な緑と赤の使い方…

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erina

erinaの感想・評価

4.3
侍女の物語を思い出した…
過去の話であり、現在の話であり、
未来の話でもある。
巧みな色彩表現然り、
「生」を「死」よりも苦しいものとして
描いているところが本当にすごい。。
AOI

AOIの感想・評価

4.1

【WWII直後のレニングラード、復員後に軍病院で働く女性兵士らを中心に描く異色の戦争映画】

2015年のノーベル文学賞を受賞した『戦争は女の顔をしていない』を原案に撮られた作品
このタイトルにハッ…

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はい

はいの感想・評価

4.5
マスキュリニティの権化である「戦争」によって、そこからおよそ最も遠い人間がその病魔に侵されていく描写を見て何を思うか。「戦争」によって、性に課される社会的役割が露骨になるにつれて何を思うか。
Nobhalford

Nobhalfordの感想・評価

4.2

凄まじい作品だった
戦争によって心を破壊された者たちの
決して交わることのない心理描写

特にマーシャと恋人?の母親の食卓での
緊張感、マーシャとイーヤのラストの会話など、ただ長いだけの会話劇にはな…

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ロシア製の反戦映画。
ロシア製の映画がこの視点から「戦争が全て悪い」と語るのは意義深い。

終戦直後のレニングラード。退役軍人の女性二人の物語。イーヤは負傷してマーシャの幼子を預かり先に帰国していた…

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ゆず

ゆずの感想・評価

5.0

戦争で負った大きな傷に苦しみ続ける女性たちの物語。ある者は後遺症が更なる悲劇を引き起こし、またある者は戦争に女性の尊厳を奪われたまま生きる。再会した戦友同士は自暴自棄的で残酷な密約を交わす。それは人…

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壁、セーター、ペンキ、ドレス

最高の満足感。とにかく色とコントラストが良い。カメラワークが常にちょっとユニークで楽しかった。衣装も良いしセットも本当に良い。銭湯のシーンと院長の家のシーンの背景が特…

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このレビューはネタバレを含みます

外傷のその後を描く。第二次世界大戦でのソ連軍には約100万の女性兵士がいたそう。女が戦争で兵士として闘ってたなんて、絶対おもしろがられるじゃん。絵になるよね。性癖に刺さる人もいるだろうね。でもそれは…

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2023 wowow マイベスト1
画面の重厚感が半端ない、、
厳しい状況下、絵画のような美しさで佇む女性、印象的な緑と赤、とにかくこの美しさがなければ、とても観てられない、、
みぞおちが重くなるよ…

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