ベストセラーロシア文学『戦争は女の顔をしていない』の映画化。原作は、ソ連の女性軍人500人以上に取材をしてまとめられた。
WWⅡ 独ソ戦後のPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ元軍人女性が主…
男女の大きな違いは「女性は子どもも産める」だ。
この映画のタイトルの指し示す「女の顔」は女性のこの部分と男性の性欲処理に使われる「もの」としての扱いだと思う。
とても残酷だが先の大戦でロシアは戦地に…
ニューオーダーでは
緑は希望の色
赤は国に殉じた血の色
これも同じような事だろうか。
何も否定できないし
肯定できない。
自由な思考が
止まってしまっている表情。
映像はとても美しく
絵画の人た…
第二次世界大戦で傷を負った者たちの戦後を描いたヒューマン・ドラマ。
物理的または精神的な負傷者たちを至近距離かつ長回しで映され続ける光景には生々しさと各人の悶えを感じる。「戦争は人にダメージを与え…
「戦争の重荷」
戦争によってPTSDを発症した女性の戦後を描いた物語
身体的な怪我のある男性は献身的に介護されるも、外傷がなければそれを介護する側になってしまう女性。発作が起きてもただ発作だけと…
1945年、終戦直後のレニングラード。元兵士のイーヤはPTSDを抱えながら、幼いパーシュカを一人で育て、看護師として負傷した軍人たちを看病する。
あるときパーシュカと遊んでいるときに発作が起こり、イ…
良かった。
赤髪の境遇が悲惨とはいえ、緑のっぽに無茶苦茶いうクソ女だなと思っていたけど緑ドレスの回転シーンで完全に赤髪派になった。あの回転シーンだけで、幸せな少女の姿と娼婦として戦争を生き抜かざるを…
【終戦】
原案となったのは、500人以上の従軍女性の証言集であり証言文学、そこから「女性視点の戦争」を描いたのが今作。
戦争を記録するのが「男の言葉」だけだった事に疑問を持って生まれ乍も、その内…
戦争によって生じる心の傷。
前線で失うもの、故郷へ持って帰ってくるものは十人十色。すべてが悲しくて、すべては「本人が語る」という、この上なく残酷な形によって暴かれる。そこを原作のアレクシェーヴィチ…
レニングラードものはとても興味があった(今作にレニングラードの直接な飢えの感じは薄いが)
これはあまり見た事がないタイプのロシア映画
元女兵士というのもあまり聞かなかったが実際に多かったよう
重い…
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