カサブランカの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 334ページ目

一つ一つの台詞のキザな感じ。自分が言ってる所を想像するともはや歯が跳ぶような、いや多くの俳優ですら歯が浮くような台詞をサラッと言ってのけ、そこをすんなり受け入れさせてしまうあたりがこの映画の、ボガー…

本当に良い意味で昔らしさを感じる映画。舞台となっているカサブランカの当時の情勢を上手く物語に使っている。だからこそリックとイルザの恋愛模様にも深みが生まれるし、不遇な2人がより際立っていた。

それ…

当時のヨーロッパ情勢を軽くでも理解しておかないと難しい。何しろ戦時中に作られた映画だから。セリフも全部を拾いきれなかったのでもう一度見たいところ。
十分に理解できなくとも、イングリッド・バーグマンの…

男って、つくづく悋気な生き物ね。悋気が収まると「君の瞳に乾杯」って調子づくリック。どんなに深刻な状況だろうと関係ないね。

1942年当時の世相云々も興味深いけれど、大人物と評される男の悋気にこそ、…