記憶喪失にフォーカスした、ひたすらにディープなノンフィクションのドキュメンタリー映画。重すぎて見なければよかったと思う瞬間もあるけれど、きっと目を逸らしてはいけない現実も含まれているのだろうと言い聞…
>>続きを読むドキュメンタリー。
強烈な虐待だった…。
父親も当然母親も裁かれて欲しかった。
我が子にこんな事ができるなんて狂っていたのだとは思うが腹が立ってしょうがなかった。どんな形であれ罰せられなければな…
なかったことにしたかったマーカス。真実を伏せて嘘をついた。記憶のある彼はそうやってやっとかっと生きれたんだと思う。あの事実を認めたくないし言葉にしたくないし記憶を失った兄弟にわざわざ教えたくない。ア…
>>続きを読む18歳の時に事故で記憶を無くしたアレックスと、双子の兄弟のマーカス。
ほぼ2人の正面からの語りと映像、写真で構成されているドキュメンタリー。
『アレックスは事故で記憶を無くしたけど、僕は自分で無く…
事故で記憶をなくしたアレックスと
双子の兄弟マーカスの独白でつづられるドキュメンタリー
記憶のないつらさ
記憶のあるつらさ
わたしたちのアイデンティティは
自分の記憶が下支えしているのだと改めて…
「最初の日から作り上げていた、アレックスのために違う人生を」
事故で記憶を失ったアレックスが唯一認識できたのは双子のマーカス。
マーカスの手助けで一から記憶を作り直して別の人生を歩み始めたアレック…
本当にこの人生を歩んでいる人がいるのだから面白いと言ってしまうのは憚られるのだけど、映画として謎解き感がすごく面白かった
そして人間の心理を深く考えさせられる
きっかけはアレックスが真実を知りたい…
構成などすごく惹き込まれた。
マーカスから聞かされる思い出だけがアレックスにとって自分が生きてきた指針で、その指針に一つでも嘘があれば今までの全てが信じらず「自分」が持てないまま生きていかなければな…