観賞後、数日経って、この感覚は何だろうと考えた時、ハッと思い出した。
内田百間の小説を読んだ時の感じだ。
生と死の境界がぼやけてて、どこかリリカル。
お節介な主人公が迷い込む異界はすぐ隣駅くらいの距…
観終わったあとに世界の感じ方が少しだけ変わってしまうような摩訶不思議なニュータイプの作品だった。
帰りの電車は、周りの人たちをいつもより注意深く観察してしまったし、家までの暗い夜道は、感覚を研ぎ澄ま…
音がとにかく素敵。
あと生と死についての捉え方とか日常のバスの風景とか、少し不穏ながらもどこか温かくて日常を切り取ってる様子もよかったなあ。
初日の舞台挨拶で監督の話を聞いたら、監督の想いが伝わっ…
それぞれに愛を感じたし、とても優しいと思った
すべてのことに理由がほしい気持ち そして映画から匂いがする感じ
自分が高速バスの運転手のアナウンスのこと異常に好きだということを自覚した🤱
すごく好きだ…
そこの席に座りたいんだけど、空いている席があるのに譲らず語る男、見ず知らずの人を家に招き入れ前からいたかのように過ごしている時間。
冒頭のバスの中、群像的な視点で撮られたなかそこから感じられる人々の…
このレビューはネタバレを含みます
世界はこんなに賑やかで鮮やかなのに普段からイヤホンをして耳を覆い、スマホをいじって視界を覆い、今じゃマスクをつけて嗅覚を覆う。
観終わった今、マスクは仕方ないけどたくさんのものが見えて、聞こえて、…