トルーマン・カポーティ 真実のテープの作品情報・感想・評価・動画配信 - 20ページ目

「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」に投稿された感想・評価

ほん

ほんの感想・評価

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オンライン試写会で鑑賞。

「ティファニーで朝食を」などで知られるカポーティの生涯を描いたドキュメンタリー。NY文壇への鮮烈なデビューから一転、ハイソサエティへの執着、そして裏切り、最期は酒と薬物に溺れひっそりと幕を閉じたカポーティの人生は華やかなようで空虚だったのではないだろうか。
社交界や、彼のセクシュアリティに関するエピソードなど色々な証言も興味深かった。
REIKO

REIKOの感想・評価

3.4
彼の名前は「ティファニーで朝食を」「冷血」の作家として知っている程度だった。 ティファニーは映画の影響があまりにも強く、
「冷血」は授業で、彼(カポーティ)を壊した作品として習った

「一度は会いたい、しかし一度会えばもう二度と会いたくない」
どうなのだろうか?
若くして作家として成功し、社交界の奇人として名をはせ、
でも彼は上流階級の人がいつも退屈さを戦っているように
常に何かに満たされない人生を送っていたのではないか

インタビューに出ている彼の「友人」ももう少し愛情をもって語ってもよかったのではないか?つまり彼の周りは空虚でそういう人しか集まっていなかったのかもしれない

上流社会にしがみつこうとした(?)彼の、最も素晴らしい作品が底辺、決して恵まれていない人々を描写した作品と言われるように、彼の本当の居場所は華やかな世界ではなかったのかもしれない

カポーティが冷血の後にも小説を執筆していたのは知らなかった
彼に対する興味と、彼が映画に激怒したという「ティファニーで朝食を」も読んでみたいと思う
そこで感じる彼は素朴な、映画で多くの人が語っていた姿と全く違うものかもしれない
あまみ

あまみの感想・評価

2.5
はじめてのオンライン試写会で見させていただきました。ネット回線が弱かったのかずっと途切れ途切れで集中するのが大変でした...

こういったドキュメンタリー映画を見て知らなかった人物や作品を知るのが好きなので、この映画もカポーティのことを何も知らず、「ティファニーで朝食を」すらまともに知らずに見てしまったのでどうだったと感想を書けばいいかわかりません。
彼の作品やその特徴などにもう少し触れて欲しかったです。
強烈な自我と作家としての自信。
社交界に憧れつつも(そこに身を置く自分を含めて)嫌悪を感じていたのではないか。
正直すぎたのかもしれない。
人間誰しも行動・考えに矛盾があるものだが、表に出過ぎたために非難を浴びた。

プルーストの『失われた時を求めて』とは、時と場所が隔たりすぎたのかも。

信頼と友人を失い酒とドラッグに溺れていく…それでも自分のやりたいことを続けたカポーティに悔いはなかったと思える。
才能と美を武器に上り詰めたアメリカン・ドリームの一例。
kotobuki

kotobukiの感想・評価

3.6
偽ることのない言葉。
変わりゆく人生の中で、本当の自分を見失わない為に書く。
眩い人生。
試写。カポーティのような放埒に遊び歩いてた人でさえ「毎朝3時間机に向かって執筆していた」という事実に、エンタメの作り手の端くれとして愕然とした。天才じゃない我々は毎朝何時間作業しなきゃいけないんだ!

カポーティが女性の味方をするために男社会を揶揄する実録小説を書いた結果、女性も傷つけてしまったところが苦しかった。

未完の大作『叶えられた祈り』の遺稿は世間には知られていない彼の愛人か付き人が管理していて、カポーティが死んだらすぐ焼き捨てるよう指示されていた、と空想する。セルフブランディングを徹底してた人が未完の遺稿を死後いじられたいはずがないし、執筆をアイデンティティにして世界に復讐してた人が自ら手を止めたはずはない。書けなくなったのでアルコールと薬物に依存した、という見立てもできるけど。

貴重なフッテージを贅沢に使っていて眼福だったけど、流石にベトナム戦争の映像は関係ないだろと笑ってしまった。
クラシカルでコラージュのようにどこか統一されたドキュメンタリー。

カポーティは社交界の闇を侮辱するように描き、名もなき人の方を美しく描いた。大好きな彼の短編「クリスマスの思い出」がもっと好きになる。

2020年 120作目
あんこ

あんこの感想・評価

4.0
ティファニーで朝食をの作者ドキュメンタリー!
色んな著名人の証言テープから会いたいけど会いたくない魔の魅力満点のカポーティが知れた!とんでもなく破天荒な方なのね!
カポーティを知ってる人はまた違った真実のカポーティを目の当たりするはず!わたくしあんこは超すごいなこの人って思っちゃった!真実はぜひ劇場で!

未完の超問題作叶えられた祈りも未完がゆえの、カポーティの真実を知ったからこそ魔の魅力満点に感じちゃった!

あんこぶつけたろか!
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