言葉を交わすことなくひっそりと旅に出ることを決めた2人が、劇中、文字通り手を取り合うシーンに心を打たれた。私はその痛みを知っている、という静かな連帯のメッセージ。
セリフの少なさが心地よい。しんどす…
2021-181
結局なにが起きたのか、原因はあきらかになることはない。
ただただ女性であることで受けた傷や痛みが描かれているし、ほんとに登場してくる男性がみんな気持ち悪い。
昔に比べると女性が活躍…
アメリカンインディーズ映画の新たな傑作。終始ドキュメンタリー的に親密な距離感で、主人公の少女たちの表情を捉えているが説明的にはなっていない。ハイテンションな演技や台詞を排除した寡黙で、渇いた演出が画…
>>続きを読むNever
Rarely
Sometimes
Always
観客は彼女に本当は何が起こったのか分からないけれど、彼女のいとこは知っているのだろう。だから、彼女のために男から受ける全てを飲み込んだ。不…
身体は成長しても心はまだ弱いところがある17歳の心理を良く表現していた。バスで向かうNYの雰囲気も手にとるようにわかる。アメリカの医療は地域差もあるが日本と比べて優れたところがある。一歩外に出れば女…
>>続きを読む女性監督にしか撮れない身体感覚。
説明的な場面はなく、限りなくリアルな感覚の作品。
最初にドンと出る原題
Never
Rarely
Sometimes
Always
が秀逸すぎ。
このタイトルの…
声を荒立てて何かを糾弾したり、答えを提示したりするわけでもなく現状では原題に示された四つの選択肢を投げこむしかできないというのが非常に痛ましい。
ティーンエイジャーを主人公にした映画って日本では学…
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