いかに愛する親とはいえ、
というか愛する親だからこそ、
支える側の苦悩があり、
老いる側の不安や主張にどこまで付き合うのか、付き合わせるのか、という
なんというかどこにも答えがない問題。
記憶や思…
最後に驚いた。
それまで観た記憶を巻き戻してみても、すごく混乱。
自分の見ているもの、聞いたこと、発する言葉、向き合う相手、今いる場所。自分自身の存在にさえも、何を信じたら良いのかわからなくて拠り…
このレビューはネタバレを含みます
自分の親しい人が、自分のことを忘れてしまったり、自分が知っている人間じゃなくなっていくのは辛いな。いっそのこと楽にしてあげたいというアンの気持ちも理解できる。
アンソニーも、自分の意思とは違って自分…
混乱した。
何が起こってるのか?
何が真実なのか?
それがアンソニーなんだ…って事実。
認知症の作品って介護者の視点から描かれたものが多いように気付いた。
それまでは何とも思わなかったけど、それっ…
記録
衝撃的。
見ている間中、ずっと不安な気持ちにさせられる。何が現実で何が現実じゃないのか。自分の家族は?家は?自分は誰なのか?
ラスト近くで、すべての葉を失っていくようだ、という台詞があったけ…
映画館で観たときの混乱。
2度目となると冷静に鑑賞することができました。
が!
それは映画としてのことであって、初見の混乱こそが、老いてゆくものが味わう混乱であり恐怖なんだと分かる。
本人はいつも…
重度の認知症を患っていた祖父が先月亡くなり、この映画を観ようと思った。
本作は認知症を支える側ではなく、実際の患者目線で描かれた作品だということで、少しでも祖父の気持ちが分かれたらと思った。
だ…
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