傑作。
認知症を体験できる映画。
青(水)と緑(木)と黄(陽光)が基調。
光合成をする樹々と同じく、認知症を患う私たちにも太陽と水は必要不可欠であることを演出で示唆してる。
もっとも端的に表…
すでに説明されている通り、認知症の父親が見る世界を追体験する作品。
ストーリーらしきストーリーはなく、物語が進んでいくほどに誰の言葉も置かれている状況も、自分自身すらも信じられなくなっていく。アンソ…
室内劇と見せかけて時空間をガンガン撹乱していく試みが面白い。今ここをとうに見失った父親が、そうとは気づかず腕時計だけをずっと探している残酷さ。「信頼できない語り手」としての認知症。『さよならを教えて…
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