幸福を目指すのが人間の善なることとして私は生きてる。できているかはおいておくけど。
理不尽で、でも誰も悪くない、誰にとっても不幸なことは誰の人生にも起きうる。
どこにも明解な逃げ道もなく、妥協を重…
すでに説明されている通り、認知症の父親が見る世界を追体験する作品。
ストーリーらしきストーリーはなく、物語が進んでいくほどに誰の言葉も置かれている状況も、自分自身すらも信じられなくなっていく。アンソ…
室内劇と見せかけて時空間をガンガン撹乱していく試みが面白い。今ここをとうに見失った父親が、そうとは気づかず腕時計だけをずっと探している残酷さ。「信頼できない語り手」としての認知症。『さよならを教えて…
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