女性だけだった画面の中に男性が入ってくるたび不穏になる空気は明らかになにかを示唆していた。
ガミの人物像が3人の女性との対話を通してだんだん見えてくるのが心地よかった。真実がわかるとかドラマチック…
女性たちの会話劇。
終盤のあるやりとりで「逃げた女」の意味が分かった気がするんだけど、実際のところは客に委ねられている。
でも映画を観てる時ってなんか考え事しちゃうし(集中しろ)、ラストシーンは…
このレビューはネタバレを含みます
これがホン・サンスか……!
娯楽性のある作品ではないものの、淡い会話劇と独特なカメラワークで切り取られた機微。日常を覗き見しているような感覚にさえなるが、主人公ガミが監視カメラやインターホン越しに…
上映時間が短いし、キム・ミニだし、韓国語の勉強と思い、見てみました。ホンサンスは2回目。淡淡とし過ぎて、思考回路が時々とまりました。やっぱり韓国はスカッと系か、サスペンス系ですよね。
韓国料理、食べ…
とても個性的で、ユニークな構成の映画だ。わたしが見てきた映画で似ている作品をあげるのが難しい。でも難解で訳がわからないというわけでもない。わかりやすい訳でもないけど。そこが魅力だ。
韓国社会での…
初ホン・サンス 疲れてるから絶対寝るやろなと思ってたらまぁ寝た
あんな寝たのタルコフスキーの映画以来かも 後半盛大に寝た すみません
(2人目の家に変な男がやってくるところあたりまで起きていて3人目…
ホン・サンス作品は多分この『逃げた女』で3本目だと思うのでそんなに観ているわけではない。したがってホン・サンスに一家言あるわけでもないのだが、だがしかしだよ、キム・ミニ主演でタイトルが『逃げた女』だ…
>>続きを読む矛盾と皮肉を含ませた日常会話。
大きな事件が起きる訳じゃないけど、選択の連続が日常の連なりで、それが生活になっている。
会話に隠された選択の答え。
もう一度、スクリーンに戻った彼女は、何を選ぼう…
逃げた女。逃げてたのか?
逃げてたのか。
お茶を飲んで、ご飯を食べて、りんごを食べて、たまに来客があって、他人の会話を聞いて、朝が来て窓の外を見る。話す。映画を観る。思わぬときに昔の知人に会ったり…
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