内から外を向く眼差し。カメラの映像を見る、窓を開ける、上の階や地下というここではない階にいる誰かについて話す、女。そして、外から訪問する男。
こうした図式をともなって3回反復される女同士の会話劇に…
女性たちが長回しで築いていった親密な空気がカットが変わり、男によって崩される。
やってることは毎回変わらないんですが、どんどんキム・ミニの魅力が増していく。
『はちどり』のキム・セビョクも出てく…
会話劇を通じて、変化をなぞっていく彼女の再起の物語。
変化を激情的に描く作品や、「何も起きない」を描く作品は数あれど、ここまで静謐な様子で「再起」を描き切った作品とは、久しぶりに出会えたので、凄く…
特別に何かが起きる物語はここになく、静かなようで互いに探り合う感情の丁丁発止を何気ない会話の裏に潜ませている。登場人物は明瞭な表現を避けるかのごとく日常のトゲをさりげなく吐露する。最初分からなかった…
>>続きを読む習慣と調教
大事なことは2回言うのだ。それが大事かどうかは話し手の主観次第で。
いい温度感のテンションでポンポンと会話してく女たち。
会話の節々で相手に求めている返答や、話し手が置かれた環境・問題…
気になってたから、見る前からここのレビューチェックしていて、みんなが何から逃げたの??って書いてた意味がわかった。笑
何から逃げたのか、誰が逃げた女なのか、今からいろんな解釈みて理解の旅だな、って…
ホン・サンミの新作。
独特だけど、これも韓国映画の一つの形。
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終始、静かな会話劇。
1人の女性と3人の友人とのおしゃべり。
ドラマチックなことは起きない。
映像もセリフも余白が多く、観客に委ねる…
何気に初ホン・サンス。
言外に表れ出る人生の機微やあわい。それはとてつもなく豊かで、途方もなく広い深い。
故に、つまんなかった。あんまりハマれなかったな、、、眠気と戦う70分間だった。
まだ私がホン…
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