エルに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 5ページ目

「エル」に投稿された感想・評価

宇多丸さんのオールタイムベスト10作品。とことん甘ったれた妻依存症の紳士面した男が、甘え足りずに狂っていく様を丁寧かつ徹底的に描く。階段の桟をカンカンと鳴らし続けたりジグザグ歩きしたりヒステリーのイ…

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このレビューはネタバレを含みます

おっさん大錯乱!

キモい中年が奥さんへの独占欲から疑心暗鬼に陥ってモラハラ&DVでどんどん精神病に陥っていく展開の恋愛こじらせ病理サスペンス。

なんか真面目でブニュエルらしくないって思いますが、…

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mare

mareの感想・評価

4.0

ブニュエルの不条理的怖さではなく、人間の嫉妬心や猜疑心を煮詰めた心理的な怖さは現代にも通用する。いやむしろ今でこそそういう類いの人間は炙り出されているような気もする。思い込みからの束縛、脅迫、虐待、…

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c5

c5の感想・評価

3.8
◯狂気が足りない!と思いながら見ていたが、終盤の教会はシーンは狂気があふれてきていた。

◯何だあの歩き方!きもちわるい!
BON

BONの感想・評価

4.0

メルセデス・ピントの小説をベースとしており、1953年のカンヌ国際映画祭に出品。

当時は批評的にも商業的にも失敗し、メキシコでは観客が劇場で笑っていたらしい。近年では本作の評価が高…

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メキシコ時代ブニュエルの中では完成度が格段に高い。男女の出会いのシーンが美しい。だがそもそもブニュエルが苦手なんだった。

中年童貞男が友人の婚約相手の足に魅せられ略奪婚するが、彼女の男性への接し方や気持ちを理解できないばかりに猜疑心を抱き妄執に囚われていく話。ハネムーンから家出までジリジリと変化していく過程は面白いが、…

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噂通り、すごいラストシーンだった。 あぁこの闇は救われることのないのだな...という。

ルイス・ブニュエル監督のメキシコ時代の代表作の一つです。濃淡はありますが、ちゃんとルイス・ブニュエル監督の特徴である1)笑い、2)不条理、3)変態が全て入っています。

ストーリーは簡単。めっちゃ脚…

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圭吾

圭吾の感想・評価

3.8
嫉妬心が強過ぎて頭おかしくなっていくおじさんの話。古い映画だけど、現在にも通じるテーマだから面白かった

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