新しい形のドキュメンタリー。語る→聴く→語り直すの丁寧なサイクル。そのときに読み上げられるテキストはアーティストの瀬尾夏美によるもの。そのテキストも現地の人から語られたものを聴いてつくられたものと思…
>>続きを読むずっと工事が続いてるし道路も未だに変わる、更地のままのとこだっていっぱいある
今と1年前、11年前、そんな風に考えたらまちは全然ちがくみえるけど、そこに住むひとたちにとってまちの変化は断続的ではなく…
二回目 わたしの中を通過していく風音について、わたしの身体を掴んで離さない言葉について
一回目 誰に見られているか分からないこの場で映画の良さを語ることが、どうしてもできない。できることなら…
ちょっと言葉にならないなぁ。昨年の年間ベスト書き換え案件。
否当事者のドキュメンタリーをこういった情報でなくアート的な方向性で描いたのは初めて観た。
土地と記憶の映画。最近観た『MEMORIA メ…
ふたつを通す。思い出しながら手探りにひとりで語り伝える。一緒に。向かって。視線と身振り。相手が忘れたくないこと。自らの強い印象。実体験していない他人から聞いたもの。今も一刻と選別され消えていく記憶を…
>>続きを読む被災者の聴き取りをした4人の若者の口伝えとこれらを基にした詩の被災者への朗読と。
知る感じる想像する伝承する。
想像力による無自覚な搾取と曲解。
だからこそできる限り丁寧に。
濱口映画との地続き強く…
【 小森はるかと瀬尾夏美による作品 】
1989年静岡県生まれの映像作家、小森はるか監督作品。そして1988年東京都生まれのアーティスト、瀬尾夏美の短編が作品内で詠まれる。岩手に移り住んだふたりの…
"その時の会話の、ほんとの感じ"
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陸前高田を訪れた4人の若者。当時その場に居なかった彼らが震災の記憶を体験者から伝え聞いていく。
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部外者であることの居た堪れなさ、完璧には共感し得ない…
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