ひたっすら、ひたっすら観光地と化した元収容所を訪れる観光客の映像を見せつけられる。(ガイドたちの解説も付随して)
私は正直言って途中で寝てしまった。中盤が退屈で仕方なかった。
しかし、そこで思った…
(国葬からの続き)
一方で「アウステルリッツ」は表情を淡々と映して残された記録というひとつの事実を明かして落とす、ではなく、映像に表情を映す時点で撮り手のスタンスが明確。つまり、ナチスの強制収容所だ…
ベルリン郊外の元収容所に訪れる観光客を定点カメラで写した「だけ」のドキュメンタリー。無記名の人の群れが薄れていく記憶の残滓と静かに溶け合っていく。
ナチスは虐殺ではなく根絶を目的にしていたんだな、…
<概説>
ナチスによる強制収容所は、現在旅行者が多く訪れる観光スポットとなっている。彼等にガイドは淡々と、そこで起きた悲惨な歴史を語るのだ。観るものの感受性が試される、群衆を主軸にした異色のドキュ…
『国葬』『粛清裁判』に続けて、同じ日に連続で鑑賞。座り続けること5時間目に突入して爆発しそうな腰を抱えながら、馬鹿なことしたもんだと思いつつ観る映画はまた格別だという新たな発見がありました(という強…
>>続きを読む収容されていた人たちが飢餓状態だった、という現地ガイドの説明のあと、だるそうなツアー客に別のガイドが「食事はもう少しあとで食べられるので我慢して」みたいなことを言うくだりを持ってくる皮肉。
実は自…