公開時に時間が合わず劇場に行けませんでした。ようやく配信で視聴。
半ドキュメンタリー映画って感じなのかな。
カントの表情にずっと惹きつけられた。お母さんの優しさが滲み出た佇まいも好き。
「日本語…
多数派民族の文化とは違い、少数民族の文化は一人ひとりが決心して遺そうと努力しなければ簡単に失われてしまう。
主人公のカントくんの強い意志を感じる表情が印象に残る。
本で見たアイヌの言葉や文化をこ…
どちらを肯定するでも否定するでもなく、
今この時代と、アイヌのコスモロジーとの、あいだにある、いささかぎこちなくなってしまうような部分が、まさに、その狭間に立つ青年の内面の葛藤として、言葉少なに、美…
自然との関係
「ちょっと森に挨拶してこうか」
「よく降る雨だけど、雨にも都合があって降ってる」
観光とマイクロアグレッション
「あなたアイヌですか」
「日本語上手ですね」
「一緒に写真撮ってくれま…
伝統文化のゆく道
淡々とドキュメンタリーの様に進むストーリー。演技も自然というか、演技をしていない普通の会話を流している様な感じで、アイヌの現状を客観的に見る様な作品でした。
演技を観せる所でも、…
映画の魅力の一つである、“自分が触れたことのない文化や世界を追体験すること”を存分に味わえる本作。北海道生まれではあるもののアイヌ文化との接点が皆無だった私にとってこの内容は、ただただ沸き立つ興味と…
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