風船のネタバレレビュー・内容・結末

『風船』に投稿されたネタバレ・内容・結末

左幸子と芦川いずみの邂逅、『あのこは貴族』じゃん(逆)。北原美枝はさながらゼンデイヤ。戦後の日本を舞台に、持てるもの持たざるものの不均衡がベースにあるが、出てくる人々は誰もが根源的な生への不安を抱え…

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川島雄三4本目。
群像劇だが全てが混ざり合うわけではないので、ちょっとぼやけたような印象で終わってしまった。
東京編の登場人物については、彼ら彼女らの行動理由を一々考えなくてはならない煩わしさがあっ…

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大佛次郎原作、川島雄三、今村昌平脚本による1956年の作品。

かつては画家を目指していた村上春樹(森雅之)は、今はカメラ会社の社長となっている。彼には息子の圭吉(三橋達也)と娘の珠子(芦川いづみ)…

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川島雄三監督、同監督作品では「しとやかな獣」に次いで好きな作品となりました。

風船というタイトルが存在感を増していくストーリー展開がたまらない。

川島雄三監督には「しとやかな獣」のような痺れるカ…

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長男のクズさにはわりとすぐに気づきました。うーんクズ!
「みんなやってる、なんて卑怯じゃない者は言わない」っていうのはなんかわりとはっとした。自分も「みんなやってる」って思うことがあったらこの言葉思…

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敗戦から約10年、元々は才能ある画家ながら事業家に転身し成功した主人公一家とそれを取り巻く様々な立場の人々を描いた文芸作品。

急速に発展する東京で経済的には恵まれていくのだが人間性を失っていたこと…

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三橋達也との関係に固執した新珠三千代が自殺へと向かうのは、天井に引っかかった風船のショットとイメージが重なる。

穏やかながらも経営者として成功を成し遂げた村上は
掴みどころのない長男圭吉と
純粋ながらも体が不自由な珠子の事を気にかけていた。
そんな中、兄を慕う珠子は圭吉がふと口にした恋人久美子に逢いに行く。

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「僕は、出かけるね」
社長室の家具の配置のかんじとか、美術が優れてると思う。傑作。バーカウンターの内側にピアノが設置されているバーも面白い。
小津の東京物語のようなバスのシーンがあって驚いた。
あと…

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