幼年期に女殺しのリビドーに取り憑かれた男が次々と美女に殺意を催すのだが、女たちは勝手に死んでしまう。
この理不尽この不条理が、うふふとばかり明快に描かれてしまうのがもうブニュエル。
耽美な変態なんか…
メキシコ革命時代。裕福な家で暮らすヤンチャな少年アルチバルドは、母のクローゼットで帽子とハイヒールを履いて女性の家庭教師に怒られたりしてる。
母からもらったオルゴールにまつわる話を家庭教師から聞き…
1955年 メキシコ🇲🇽
殺人願望がメチャクチャあるのに、殺そうと思った女性は何故か勝手に死んでしまう💦
『砂漠のシモン』『昼顔』のルイス・ブニュエル監督のちょっと変わったブラック・コメディ
監…
ブニュエルのメキシコ時代の異色作。幼い頃に女性家庭教師が目の前で革命の流れ弾に当たって死んだ体験が、偶然「死ね」と念じた瞬間だったために、少年に流血と露わになった女性の太腿が「血と性」として刻印され…
>>続きを読むメキシコ時代のブニュエルは凄い。見間違いかもしれないが、マネキンを焼くとき、一瞬それが人間にすり替わっていた。もしそれが本当なら、これは『欲望のあいまいな対象』を予告している。切断された脚の即物的な…
>>続きを読む殺人願望に取り憑かれた男が人を殺そうとするもドンドン先を越されて失敗していく…という不条理喜劇。
幼少時代の家庭教師の死体!足にまとわりつく鮮血!なんというエロさ、抜群のオープニングシーン。
ミロス…
ブニュエルの活劇志向な映画が見れて嬉しい…!とはいえ好みの女を殺ろうとするとことごとく誰かに先に殺されて成就しない、決め所で寸止めするのがらしい。安直な表現かに思えた「燃えるような女」が思わぬ形で燃…
>>続きを読む©Films Sans Frontières