タラちゃん祭り真っ只中であるが、薄暗く地味〜な作品を観ていた。。いや、これはこれでベロッキオ監督恐るべし!!的作品なのだが。
『夜よ、こんにちは(2003年)マルコ・ベロッキオ』
ある部屋を除い…
1978年、イタリアのテロ組織「赤い旅団」による元首相のアルド・モーロ誘拐暗殺事件を史実とフィクションを織り交ぜて女性メンバーであるキアラの目線から描いている
ある意味キアラの妄想物語なのかもしれな…
ベロッキオが『夜の外側』でも描いた、赤い旅団によるアルド・モーロ元首相誘拐事件を、旅団側の一人の女性の視点に絞った話
モーロを一方的に覗き見、かつ外界と断絶されたアパートの中、状況に変化が無いまま、…
全く同じ題材で二本の映画を撮っているマルコ・ベロッキオ。今年公開されたその映画のタイトルが『夜の外側』なら、なるほどこちらは”内側”の映画だ。ほぼ密室で繰り広げられる、大した知識も持ち合わせない異国…
>>続きを読む夜の外側を先に観たからかこっちはめちゃくちゃ短く感じた。そりゃ240分(⁉︎)も短いし当たり前か。もしアルド・モーロが生きてたら、、、のシーンはこっちの方がよかった。
あと赤い旅団のマークが描かれ…
覗くってこんなにもドキドキすることだったっけ。
ベロッキオは映画の本質というか、映画の見せ方を掴んでいるような監督である。
ヒッチコックトリュフォーの映画術ではないが、今存命の監督で画面の運動をどう…