[] 90点
大傑作。マルコ・ベロッキオ長編18作目。1978年3月16日、イタリア元首相アルド・モーロは誘拐された。当時のイタリアは極右と極左のテロ組織による衝突が断続的に続く"鉛の時代"という…
マルコ・ベロッキオは、イタリア近代史の闇を、ひとつのアパートの密室に凝縮してみせた。
1978年、極左武装組織「赤い旅団」による元首相アルド・モーロ誘拐事件。
その内側にいた若き女性テロリストの視線…
1978年、イタリアのテロ組織「赤い旅団」による元首相のアルド・モーロ誘拐暗殺事件を史実とフィクションを織り交ぜて女性メンバーであるキアラの目線から描いている
ある意味キアラの妄想物語なのかもしれな…
ベロッキオが『夜の外側』でも描いた、赤い旅団によるアルド・モーロ元首相誘拐事件を、旅団側の一人の女性の視点に絞った話
モーロを一方的に覗き見、かつ外界と断絶されたアパートの中、状況に変化が無いまま、…
全く同じ題材で二本の映画を撮っているマルコ・ベロッキオ。今年公開されたその映画のタイトルが『夜の外側』なら、なるほどこちらは”内側”の映画だ。ほぼ密室で繰り広げられる、大した知識も持ち合わせない異国…
>>続きを読む夜の外側を先に観たからかこっちはめちゃくちゃ短く感じた。そりゃ240分(⁉︎)も短いし当たり前か。もしアルド・モーロが生きてたら、、、のシーンはこっちの方がよかった。
あと赤い旅団のマークが描かれ…