イタリアの極左テロ組織「赤い旅団」が1978年に起こしたモロ首相誘拐事件をベースにしたマルコ・ベロッキオ監督作品。日本赤軍を彷彿させます。
テロ組織の一員である女性キアラの視点で描かれています。組…
途中何度も停止しながら観た。
モロに死んでほしくなかったからだ。
モロの死後、反共右派のアンドレオッティがイタリアの中で長らく強い権力を持つこととなった。
マフィアとの癒着を長らく公然の秘密とし…
マルコ・ベロッキオは、イタリア近代史の闇を、ひとつのアパートの密室に凝縮してみせた。
1978年、極左武装組織「赤い旅団」による元首相アルド・モーロ誘拐事件。
その内側にいた若き女性テロリストの視線…
1978年、イタリアのテロ組織「赤い旅団」による元首相のアルド・モーロ誘拐暗殺事件を史実とフィクションを織り交ぜて女性メンバーであるキアラの目線から描いている
ある意味キアラの妄想物語なのかもしれな…
ベロッキオが『夜の外側』でも描いた、赤い旅団によるアルド・モーロ元首相誘拐事件を、旅団側の一人の女性の視点に絞った話
モーロを一方的に覗き見、かつ外界と断絶されたアパートの中、状況に変化が無いまま、…
全く同じ題材で二本の映画を撮っているマルコ・ベロッキオ。今年公開されたその映画のタイトルが『夜の外側』なら、なるほどこちらは”内側”の映画だ。ほぼ密室で繰り広げられる、大した知識も持ち合わせない異国…
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