ミス・マルクスに投稿された感想・評価 - 3ページ目

『ミス・マルクス』に投稿された感想・評価

5683

5683の感想・評価

4.8
映画としても凝ってるし、史実としても興味深くて、とっても面白かった

I've never been happy.
平龍寺

平龍寺の感想・評価

3.7
女性ボーカルパンクロックを織り交ぜ暗い史実を無理矢理ポジティブな雰囲気に仕立てていた。彼女への敬意を感じる。
予告編を観てから気になってたこちらを鑑賞。「資本論」のカール・マルクスの娘エリノア・マルクスが主人公。パンキッシュで革命的な姿を期待させる予告編だったけど、そのイメージとは違って、真っ当な伝記モノだった。
この映画を楽しむためには、マルクスの「資本論」の知識のベースが必要。一応、経済学部卒なので、基礎知識はクリアしていたのと、昨年読んだ「人新生の資本論」の影響もあり、マルクスに改めて興味がいっていたのもよかった。
資本主義の超二極化が進む現代にはぴったりのテーマの映画だと思う。ピケティの「21世紀の資本」も合わせて抑えておきたい作品かもしれない。
そのあたりの興味があったので、時折差し込まれる共産主義的な思想もすっと入ってきたし、カール・マルクスの偶像を追う娘と、その父親の現実とのギャップの葛藤や、世の中に発信しているメッセージと自身の私生活のギャップへの葛藤だったり、エリノアの弱さも見え隠れして沁みる。
主演のローモラ・ガライはオゾンの「エンジェル」でも破滅的な役柄だったが、次第に寂しさが増していく表情がハマってる。

とはいえ、作品としては中弛みするところもあったのだが、一番の収穫はメインテーマで使われていたdowntown boysを知れたこと。昨今のロックシーンはたいして追えてないけど、サブポップに移籍して、フガジのギーのプロデュースを受けているバンドなのか!確かに、アー写を見る限り、dischordの初期にいそうな出立ち。
BGMが全体的によかった。
「かわいそうな人」を好むヒロイン、偉大なおとうちゃん×2に人生の伏線張りまくられてるからああいう立場なのは無理もない。

変なフェミニズムや右傾下経済を投影したかの様な内容だったが、ノベリスト交法や反骨センスが女性見知でしか顕せない内容だと思う。
BoltsFreak

BoltsFreakの感想・評価

3.3
哲学者であり経済学者であるカール・マルクスの末娘で女性や子ども、労働者の権利向上に生涯を捧げた活動家エリノア・マルクスの半生。
Fyohko

Fyohkoの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます


『ミス・マルクス』

2021年公開のイタリア/ベルギー映画


以前に
あまり事前知識が無いまま
「マルクス・エンゲルス」を観て
後悔したんで

マルクスの娘を描いた本作は
それなりに準備して挑んでみた



哲学者、経済学者である
カール・マルクスの末娘

エリノア・マルクスは
社会主義と
フェミニズムを結びつけた
女性社会活動家


本作は
父親である
カール・マルクスの
葬儀から始まり

劇作家で社会主義者の
エイヴリングと
出会い恋に落ち

その後
不誠実なエイヴリングによって
心を蝕まれ
自ら命を絶ってしまうという

.
史実に基づいた話


良くも悪くも

エリノアの最大の不幸は
父親がカール・マルクス
だったコトだろう

家族を愛し
貧困の中でも
子煩悩だったようだが

天才で高潔
金銭感覚が
異常にバグっていて
戦闘モードの
コミニュケーション力で

家族とエンゲルス以外
全てを敵にしてしまうという
特異な存在

特異が故に
魅了され、執着し

自身の時間も労力も資産も
捧げざるを得ないという


やはり
娘にとっての父親は
男性観を養う上で
重要な役割を果たすはずなので

もう、そこに尽きると思う


本編では触れていないが

エリノアの死後
マルクスの遺稿を

内縁関係だった
エイヴリングに相続させたため

唯一生き残っていた
姉夫婦を巻き込み
自殺に追い込んでしまったという


現代に於いても
様々な解釈がなされ
賛否が分かれる
マルクス主義は

自身の家族のみならず
後世の人類までも巻き込んだ

.
未だ研究が続けられているという
壮大な思想であるコトは
間違いないのだが

中途半端な解釈で
政治利用されたという点では
あまりにも
大きな犠牲を
強いられたのでは無いだろうか





#ミスマルクス
#ロシア関連映画
#ウクライナ関連映画
#休日映画鑑賞
#歴史好き
kiu

kiuの感想・評価

2.0
最初と最後がパンクしてる映画

父親は知ってますが孫娘はよく知らないで鑑賞。音楽使いからして破天荒な女性だったのかしら?っと思いきや、実は父に匹敵するほどの才女だった模様。恐ろしくダメンズ好きなとこさえなければ、世界を変えていた女性だったかもね〜。

感想。とにかく解りにくい。偏見なんだろうけど、よく言われる男女の考え方通りと言いますか、、、女性監督やなぁ〜って感じが凄いする。そこは観客に明示して整理しといた方が良くね?ってのを、ぼやかすのが多い気がする。父親や旦那(正確には違う。だからミセスマルクスじゃない)のクズっぷりとか、姉の子供を引き取ったとことか、もっとちゃんと見せたほうが良いような?

好みなんでしょうけど、観客の知識前提というか、大事な事じゃないから、そこは感覚で。。。みたいな扱いが多い気がする。大事じゃないかもだけど、曖昧だとノイズになって邪魔だと思うんだけどなぁ。淡々と地味に進む作品。エリノアという素材のポテンシャルを活かしきってなく、もっと色々出来たような?


最近はマルクスも映画化されてきてる印象。映画は世情を映す鏡なので、資本主義限界論な風潮なのかしら?資本主義の本質はネズミ講(富めるものがより富めるシステム、永遠に経済発展する事が前提、とかとか)な気もするので、そろそろ世の中限界なのかしら?
saru55

saru55の感想・評価

3.3
志が高ければ高いほど、自立していればいるほど、ダメンズに惹かれるのか? 彼女の業績よりもパートナーとの関係性ばかりが際立った。あばたもエクボ時代が長すぎだろう?! バックグラウンド、そして世間知らずのお嬢さんということを考えると当然の相手かもしれないが。
hisauk

hisaukの感想・評価

3.3
経済学者カール・マルクスの末娘エレノア・マルクスの半生を描いた作品。
社会主義とフェミニズムを結びつけた女性活動家。伝記映画。

エレノアが労働者のために、10歳未満の子供を働かせている経営者への抗議のために、そして女性が男性と平等の立場になれるようにと活動を続けていた。

そんな女性が劇作家のエイドリアンと恋に落ち、彼の浪費に頭を悩ます。

なんとギャップのあることか。

もっと、父親譲りの思想で労働者や不当な経営者、女性の自立の事を突っ込んでいるのかと思った。

浪費家で女癖のあるエイドリアンの事はそんなに詳しく描かなくても、、なんて思った。

こんな立派な女性でも、やはり1人の女性なのだと言う事なのだろうか。

エイドリアンの事で悩みエレノアの最期は悲劇。
なんであんな男のために、、?

他にやるべき事があったのでは?
病んでしまったのだろうか。

あのロックな踊りも必要なのか?

時々入るロックな曲は好きな感じだったが。

オープニングで流れる曲はカッコよかった。
「Wave of history 」
Downtown Boys
abernathy

abernathyの感想・評価

2.5
実家が太くて賢い女性、クズはめざとく狙うし、まんまとどハマりしてた。古今東西伝統芸能。
あのスピーチに拍手してる男の思考回路が怖くてたまらない。ホラー映画かよ。

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