少し見応えのある映画をと、思い映画館に足を運びました。
少し退屈でした。
でも、良い作品ですよ。作品に気骨さを感じます。
あまり、政治色の強い映画は⋯ですが、当時のソ連の様子がよく描かれていると…
なんだかあまりピンとこなくて。
アイダの方が感情移入できた。
序盤の
主人公のパイ出しと
娘のシャワーシーンでのパイ出し、
あれって不必要なハダカに思えて仕方がない。
そんなことが気になって
あま…
2020年制作のロシア映画。
映画自体は、モノクロのスタンダードサイズの画面が、(舞台となっている)1960年代の現実味を伝えて、固定カメラの長回しの多用、見事な構図のショットが多くて、僕好みの映画…
この映画をロシア人映画監督が製作したということが一番の価値なのかなぁと思う。
スターリン個人のカリスマ性により統治あるいは隠蔽できていた、盲信させられていた共産主義の負の側面。批判することでスター…
ロシア映画は退屈でも地味でも精密で豪華というイメージがあったので、画面の薄さとそれを紛らわすような白黒画面には少々失望しました。しかし、それでも視聴者を引っ張っていける力強さがあって、最後まで見ると…
>>続きを読む気の強い共産党員の女性が、娘を死に物狂いで探す話。
なんとなく「アイダよどこへ」のノリを思い出しつつ、とにかく超超超超無骨な作りで、さらっと観ていれば一瞬で睡魔に誘われるだろう。かろうじて寝なかっ…
そういえば、実はいまだにスターリンを崇拝するヒト達がいる……というのを、モスクワ在住の知り合いから聞いたことがありましたね。確かに、戦勝国となり欧米と肩を並べるという偉業を成し遂げたスターリンは人民…
>>続きを読む人の口に戸を立てようとする同士たちが怖い。
日本の政治もよく分からないのに、ロシアの政治が分かるわけがない。
でも今の世界情勢を見るに、昔も今もあまり変わってはいないのかな。
信じる力って怖いね…
国家と自分を同一化していたお母さんは娘が反体制のストライキの末に行方不明になった時、どのように身を振るのか…。ソ連がどうとかの前にまず人間自体がいい加減で自分勝手な生き物なんだぞということを、冷徹さ…
>>続きを読む© Produced by Production Center of Andrei Konchalovsky and Andrei Konchalovsky Foundation for support of cinema, scenic and visual arts commissioned by VGTRK, 2020