水俣曼荼羅に投稿された感想・評価 - 23ページ目

『水俣曼荼羅』に投稿された感想・評価

☆☆☆☆★

〝 奥崎謙三はもうこの世には居ない 〟


それは上映終了後の舞台挨拶で、監督自身の口から発せられた言葉。

映像作家として次に何を撮るか。つい求めてしまうのは、更なる強烈なキャラクタ…

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o

oの感想・評価

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水俣病は終わっていない。この一言に尽きる。2回の休憩時間も含めれば約7時間、その中に水俣病患者がたどってきた時間が凝縮されてると思う。
52年判断条件、関西訴訟、その後の特措法など、その時々で司法や…

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HAL2000

HAL2000の感想・評価

4.3

6時間12分+監督トーク&Q&A1時間超。
耐えられるかまぢで心配でしたが、全くの杞憂でした。どこかの派手で莫大なお金使った作品なんかにはない、魅力に溢れたドキュメンタリーの傑作です。
原監督曰く、…

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本編6時間のラスト2時間。行政側の「謝罪しない」と書かれたメモが被害者側に見つかってからの修羅場が凄い。原一男監督は『ゆきゆきて神軍』も『全身小説家』も、とんでもないエネルギーを発する人たちに迫る。…

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体感に誤差が生じることのない紛うことなき6時間の重みは、単純な加害-被害の図式に還元されかねない題材を、あらゆる角度から組み替えていったからで、例えば学問知への信頼のなさなどがこの国の後進国ぶりを如…

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第一部と第二部では役人と原告団は机と机の間に距離を挟んでの討論をしているため、主に切り返しや前景と後景を用いての描写が続く。それが第三部では打って変わって、環境省では役人と原告団が机を合わせ、熊本県…

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これは驚いた。
水俣病をこんな風に描けるのか。
出てくる人みなおもしろく、魅力的。たくさん笑った。

特に、当事者の生駒さん、永野三智さん、二宮医師の姿に心動かされた。

生駒さんが、幼い頃の港の思…

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yuriko

yurikoの感想・評価

3.1

感情的な話し合いは意味をなさない、恨み、許せない思いを加速させて苦しくなるばかりだと思ったな。

大変意義深い活動をされてる当事者の方々や周りの支援者の方々が写されている6時間。
監督も思い入れが強…

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naoshi

naoshiの感想・評価

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実在の透明人間がスーパーヒーローになってしまう。抜群の面白さ。構成と演出の巧みさなのかもそれない。
酔っぱらいが語る水俣病の「感覚」の途方もなさに全身から力が抜けてしまった。
トリュフォーばりのラス…

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とも

ともの感想・評価

5.0

物凄い映画を見たな 水俣病について何にも知らなかったし、漠然と怖い公害病という印象があった。馬鹿すぎて恥ずかしいけど水俣病患者も自分と同じ普通の人たちなんだよなと映画を見てはっとした。恋もするし仕事…

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