事故で両親を失った多部未華子が、おじさん夫婦の所有するセレブなタワマンに愛猫と一緒に引っ越してきて、同じマンションに住む映画スターの岩田剛典と出会う。
主人公は感情を表に出すことが苦手で、心の中と行…
7年待った青山真治の新作をスクリーンで、そして青山の生存を直に舞台挨拶で確認できて良かった。問答無用の2020年最高傑作!!!
終始、重力を徹底して映そうとする試みが、終盤、多部未華子が自宅の高層…
2020年度こんなんでいいんで賞か受賞。階段の昇降も、切り返しも、理には適っているかもしれないが全く驚きがない。それは「東京公園」など過去作で既に同様のもっと鮮やかな演出を観ているからであって、今更…
>>続きを読む薄い雲がかった映画というか。
自分なりの解釈を探す映画かな。
感情移入できるセリフと、え?っと頭の中ハテナになるセリフが混在しているが決して心地悪いとかでなく、むしろ心地が良い映画。
ダメな日があっ…
2020年56本目。
なかなかのキャストでした。
なんともナチュラルな多部未華子さんの演技と、相変わらず不思議な存在感を出す岩田剛典くんの演技がうまく合わさった映画でした。
くろねこのハルちゃんが良…
いつ正面からの切り返しが来るかと待っているとその瞬間が来たときに岩田剛典が涙を流しているのには不意をつかれた。岩田剛典が多部未華子の家を訪れるシークエンスの強引さもさることながら、帽子を脱ぐことやオ…
>>続きを読む本当を嘘にするのと、嘘を本当にするのはどっちが難しいのかな?
悩みが無さそうに見えて実は悩んでたり、人間誰しもが寂しさや孤独、心に穴が開いてる。それが大きいか小さいの違いだけ。
誰か何か1つでも心の…
良作!随所に猫が登場する編集に火葬業者と夜の海での会話、インタビュー終了後テープレコーダーを素早く切る→性行為...前半は執拗に主人公が階段を降りるが終盤唯一登るシーンの軽やかさ...主題歌はよくわ…
>>続きを読む青山真治とは前作で全く波長が合わず、散々な思いをして映画館を出たのだが、一転して今作はなんとも穏やかで清々しい気分になった。
空に浮遊する主人公の心持ちは、現代の空虚な世界感そのもののようだ。そこに…
HIGH BROW CINEMA