ちょっととんでもなかった。大好きな2人の邂逅。チェーホフの4大戯曲で唯一読んでなかったワーニャ叔父さん予習しといて良かった。まず戯曲自体に感動したのだけど、そのテキストが物語自体に大きく呼応してくる…
>>続きを読む人が人を理解すること。
先立った妻・若手俳優・ドライバーは疎か、主人公にさえ取り付く島もないような他者性が立ち登る。
彼らを観察し続けること約3時間、これこそが本質的な他者理解なのかもしれないと…
圧倒的レベチすぎて明日もっかいみにいく。
自身の演出メソッドをそのまま劇中に投影する、演出の入れ子構造とでも言うのか、とにかくよっぽど自信がないとできない上に失敗したらめちゃくちゃ恥ずかしいことをじ…
このレビューはネタバレを含みます
最初の30分が怖くて、気持ち悪くて、やってるのが濱口さんじゃない感もすごくて広島に行ったときの安心感がすごく落ち着いた。
「聞く」と「見る」の境目を無かったことにしちゃうのちょっとした発明でしょう…
夢のような3時間。
ずっとずっと揺られていたかった。
作中、【静】のイメージが幾度となく反復される。渡利の運転するサーブ900、演劇の出演者の抑制の利いた本読み、瀬戸内の海に北の雪原、韓国手話のも…
何らかの間違いで多感な年頃の娘さんと一緒に観られるお父さんは、確実に気まずい思いをする作品です。
原作既読。
50ページ足らずの短編が3時間弱の映画になるとは驚きました。
話の筋は同じだけれど文庫…
村上春樹原作を濱口竜介監督が映画化し、カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した力作。
3時間近い尺のほとんどが車内での会話なのにも関わらず、圧倒的な物語の力で引き込まれていき気付いたらエンディング……。
…
国際映画賞に値する素晴らしい作品でした!
西島秀俊演じる悠介が急死した妻の正体を受け入れるまでの物語。
妻への愛情を悠介の大切な愛車を通じて知ることが出来て、まぁまず車のチョイスからして癖全開のエ…
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