決して結末まで焦らない濱口竜介独特の語り口
ものすごく丁寧にじっくり時間をかけながらもそれは迂回ではなく辿るべくして辿った道
その道を辿ったからこそ見える景色を描いているような感覚
演じることや言葉…
このレビューはネタバレを含みます
このレビューはネタバレを含みます
一語一句が思い出して鳥肌が立つ。すごすぎ。傑作すぎ。
たくさんわけわかんないとこで泣いてしまった。
普通にこのワーニャ叔父さんの舞台が観たい。
妻の死というストーリーこそがサブテキストでしかなく…
自分の心と向き合うことは、自分の弱さを受け入れること。自分の弱さ、他人の弱さを受け入れたとき、本当に人を愛することができる。
遠い目的地に向かって車を走らせ、車窓から様々な景色を見ながら考え事をする…
濃密すぎる三時間だった。作中に登場する「ワーニャ伯父さん」や「ゴドーを待ちながら」といった作品がすごく重層的に機能している。広島市のゴミ処理場のシーンのときに同じくベケットの「しあわせな日々」の主人…
>>続きを読む大切な人を自らのせいで失った = "殺した"人たちへ
音の引き合わせ --- 出会べくして出逢ったふたり。見殺しにした、(比喩的でも)人を殺した = 残された者の生き方。自分と向き合うことで、完璧…
ちょっととんでもなかった。大好きな2人の邂逅。チェーホフの4大戯曲で唯一読んでなかったワーニャ叔父さん予習しといて良かった。まず戯曲自体に感動したのだけど、そのテキストが物語自体に大きく呼応してくる…
>>続きを読む©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会