2025/11/19#117ジョージアの寓話、御伽噺的現代ファンタジー。
人間や街並み、風景などが持つ美しさを描く。全てのものに精霊や魂が宿っていて、それを受け入れて穏やかに生きる様に、心を動かされ…
「カメラが既に置かれている」という安心感が全編に渡って漂っていて最高。冒頭の出会いの場面が象徴しているように、既に置かれたカメラが持続したままフレーム内で発生するアクションを捉えるようなショットで構…
>>続きを読む何かこううまく丸め込まれた気もするし、勝手に曲解しているだけかもしれないが、それはそれでいいよ。
日常こそ奇跡、奇跡は日常の中。ウェットではないノスタルジー。ここ二年ほどこの感覚を失っていた。探し…
ヘンな映画だ。物語にまるで貢献しない、しかし否定したくないショットで構成されている。不思議な力で姿が変わる場面の人を食った問いかけ。冒頭の鳥と、ボールと犬の長回しをはじめ、動物がよい。ラスト真の2人…
>>続きを読む目には見えないなにかに操作されてるようなことってあるよね
ファンタジーなのかもだけど、そうじゃない
「おかしなことはあちこちで存在してる どこにいても想定外の事件は起こる まれだけど」
いいわー…
恋に落ちるのは一瞬で決まる気もしてて
きっとその雰囲気や魂の知らせなのかそれにふたりは気づいたからか約束をしたのだろうと思った。
姿が変わろうとも
魂が同じならばまた何度も出会っても
何かを感じる…
めちゃくちゃすき。
なにかを待っているときの、あの穏やかな時間の流れがこの映画にはあって、それが決して焦燥じゃない、迎え入れられるものである柔らかさがさいこうだった。自分のなかの時間の粒が確かめられ…
内容は全然違うんだけどソ連時代のTemur Palavandishviliっていう監督の『White Stone(თეთრი ქვები)』という短編コメディーを思い出しました。 とてもジョージア映…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
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