すごく静かな映画で、登場人物も限られているのに、語られる問題は幅広い。そして語り方が上手いので、全然長さを感じさせない。祝日の水曜サービスデーというアドバンテージはあったけれど、朝一からほぼ満席なの…
>>続きを読む冤罪、ジェンダー、親権みたいなPC的テーマに加え聾唖の少女、車内の会話(これはどちらかと言うとキアロスタミの撮り方を連想)、孤独な男女といった要素で『ドライブ・マイ・カー』と期せずして接近した感。た…
>>続きを読む段々と事情がわかってきて、さらにとても苦しいジレンマがあり、しかもある程度それが予見されながらも目が離せない、初期ファルハディっぽさある。
赦しの概念とか、イスラム教理解があると、白い牛とかももっと…
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チラシの女性の横顔の表情に惹き込まれました。
イランの映画を初めて映画館で観るのは初めてでしたが、素晴らしかったです。
冤罪という重いテーマでしたが、まだまだ社会的な弱者の立場が弱く、偏見がある…
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イラン発のサスペンスもの。
「死刑」「冤罪」を世に問う映画。「赦す」が焦点になっていくが、普段からイランの人々が「神」を意識していることの一端が見られて興味深く、作品にもそれを反映しているように感じ…
死刑制度について、強烈に叩きつけてくる作品。
イランに住む未亡人の子持ち女性がどのように生きているのか、どんな制度に蔑まれているのか、痛烈に教えられた気がする。
赤い口紅が何を意味するのか。
最後の…
ミナの夫のババクは殺人罪で死刑となるが、1年後に真犯人が捕まり冤罪とわかる。
男性不在の家庭での困窮もあり、失意のミナの前に夫の古い友人と名乗るレザが現れる。
監督のインタビューによるとタイトルに…