F・W・ムルナウ監督が丁寧に描いた感動作!
若いカップルの恋愛、それを認めない頑固な父親、若い夫婦に亀裂が入りそうな危険な雰囲気……とてもドラマティックで見事な映画だった。
活動弁士&即興伴奏付きバ…
途中まで父親に逆らえない軟弱な主人公の男性と、ヒロインの田舎に幻想を抱き農場を経営する彼と結婚するもその現実に適応しようとせずひたすら幻滅する様にイライラしながら見ていた。
しかし後半の大嵐の中で…
F・W・ムルナウのアメリカ作品。『サンライズ』にも通じる男と女の恋愛+1人の青年の成長物語。ムルナウの映画は画が美しいから、複雑な物語は必要ないんだよなぁ。寧ろ単純な話の方が画が生きる感じ。
『サ…
もー腹立つなあ😡。
でも良かったあ😊。
わかりやすい家族ドラマ。
都会に小麦を売りにきた青年と、そこで出会ったウェイトレスの女性(ヒロイン)。
結婚し、青年の父の待つ農園に帰るが、ヒロインは…
”都会の女“という概念的代名詞から”ケイト“という1人の女性に辿り着くまでの長い道のりに人間をカテゴライズする愚かさが現れ、同様に“田舎の男“のイメージも早々に打ち砕かれる。農家たちの圧倒的な男性社…
>>続きを読む小麦畑の移動撮影の見事な美しさ。その直前のカットでフェンスゲートを開けるのではなく、ヒロインを抱き上げ、2つのトランクケースを持ち上げ、飛び越えてみせる身軽さだってすばらしい。嵐のなかで馬車に座り、…
>>続きを読む私の中で、純朴な青年役を演じたらピカイチのチャールズ・ファレル主演作。
更に久し振りのドイツ表現主義、F.W.ムルナウ監督作品とあって楽しみに鑑賞しましたが、充分その期待に応えてくれた作品です。
…
ダイナーで蒸し状態のチャールズ・ファレルに扇風機を向けるメアリー・ダンカン、あるいは列車で女は男の肩を男は女の頭を枕にして寄り添い眠る姿があまりにも幸福。その幸福は麦畑の移動撮影で頂点に。しかしその…
>>続きを読む素晴らしかったです。
F・W・ムルナウの映し出す映像は本当に美しい。光と影のバランスや麦畑がモノクロだが詩的に輝いていて見える。
『サンライズ』とは対比のような映画だがどちらも美しい。甘いメロド…