シカゴ、メアリー・ダンカンの住むアパート。窓の外から看板のネオンサインが明滅しているのが見え、手前を列車が走っている。看板の灯りが、通り過ぎる列車の灯りとともに、この室内を一瞬だけ照らす。窓辺にある…
>>続きを読む現代人の感覚では少しも理解できない、そんな簡単に許す?というシーンの連続なのに、やはりムルナウの映画に多幸感があるのはなぜだろう 素晴らしい農村&地平線 移動撮影は噂に違わぬ迫力だし、人や馬の群れの…
>>続きを読むもう1万回言われているだろうけど後1万回語られるべき、幸福に包まれた移動撮影を初めてスクリーンで見て涙。
二人そろって汽車で寝るので切符を帽子に挟んでおくのも可愛すぎる。
後半の田舎の真実パートは類…
このレビューはネタバレを含みます
女の子がかわいい。女優の表情が豊か。
クライマックスが急に面白く、やはりアクションは重要なファクターである。
現代と同じような「田舎幻想」が打ち砕かれる話。
最後の暗転で、馬車の灯りだけ遅れて…
この映画が撮られて91年間で91万回は言及されているだろうが、2人が小麦畑を走る場面があまりにも素晴らしすぎる。それは別に、当時としては異常な水準の移動撮影が実行され成功しているとかそういう次元のは…
>>続きを読むシカゴで恋に落ちた田舎の男と都会の女。
結婚して男の家に着いた早々、彼女は農場主として威張り散らす義父にとんでもなく嫌な態度を取られた上に、父親に言いなりの夫ともすれ違ってしまう。あげく荒くれ農夫に…
元気があってよい。内容はともかくムルナウの迷いのないエナジーは今の映画と並べて見ても全然遜色ないと思う。窓の外を電車が走る都会の一室の孤独、農場到着時の移動撮影のすばらしさ、夜闇を疾走する馬と銃を構…
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