三人の女に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『三人の女』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

実質ジュリー・デュヴァルとシシー・スペイセクの「二人の女」。スペイセクが自殺未遂で頭を打って記憶障害になるあたりから一気に物語は不穏になるが、冒頭から奏でられるジェラルド・バスビーの音楽がそれ以上に…

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4.0

ある女がある女と出会うことで二人の意識が変化して、もう一人の女の元に辿り着く。なんのこっちゃだが、そういう映画である。

かつてハリウッド映画が生まれた頃、富の象徴とされたプライベートプールは当たり…

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38℃熱がある中ずっと観てる感じ

終始気持ち悪いし不安

反射を利用した魅せ方は上手い

絵の意味や妊婦の役割が充分に理解
出来なかったのが悔しい。

途中ウトウトしてしまったので要再鑑賞。
血塗れのままこちらに向かって歩いて来る女のショットの悍ましさは頭に刷り込まれた。

数日後、漸く通しで観れた。 
ズームイン&ズームバックがとても不穏でニュー…

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AR
3.8

このレビューはネタバレを含みます

「仮面/ペルソナ」で二人の人格が混ざり合ったように本作では結果的に一人増えて三人の人格が混ざり合う。そのモンタージュが奇妙かつ美しい。
ウィリーの死産からの擬似家族のエンディングはなんだったんだろう…

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それにしてもこの映画の看護婦のミリーと見習いのピンキーのあの得体のしれない疎外感は何なのだろう。確かにミリーは他人の微妙な空気が読めなくて、誰からも相手にされなていないのに一人で話し続けて、更に疎ま…

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ロバート・アルトマン監督作。テキサスの田舎からカリフォルニアへやってきた不思議ちゃん女子ピンキーは老人リハビリ・センターに就職。先輩看護婦で自由奔放なミリーに仕事を教えてもらう内に彼女を慕うようにな…

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BOB
3.5

主演のシェリー・デュヴァルがカンヌで女優賞を受賞した、ロバート・アルトマン監督による"女性映画三部作"の第3作。

南カリフォルニアの砂漠地帯。高齢者リハビリ施設で働く女性理学療法士2人がルームメイ…

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アルトマンの77年作品。「ナッシュビル」と「ウェディング」という群像劇に挟まれた小品で、登場人物も少ない。しかし、中身は重い。息抜きで作ったとは思えない作品。スぺイシクの病的な存在感。
キネカ大森にて
4.0

やっぱりめちゃくちゃ好き、この路線のアルトマン映画。孤独、無関心、見栄、強情、嫉妬、見下し、ちょっとだけ愛。いたたまれなさすぎて死にたくなるほどの孤独にまつわる繊細な映画。ふざけて温泉に潜るスペイセ…

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