Kazukidz

スーパー・ミーのKazukidzのレビュー・感想・評価

スーパー・ミー(2019年製作の映画)
3.2
夢世界を現実化する能力を得た先は



不眠症の冴えない貧乏脚本家青年。夢と現実の区別も付かず、ハッと目覚めると夢で手にした物が枕元に。それを早速質屋に持って行き高値で売れる事を知ると、瞬く間に大金持ちに。金を手にした事によって自信も生まれ人生は一変する。だが、そこには大きな落とし穴が待ち受けているのであった。


設定に夢があり、冴えない青年が大金を手にし、自分を見つけて成長していく感じがなんとも映画的で面白い。が、圧倒的にオチが弱い。そして悪玉のくだりも長い。夢の中の物を持ち帰るループ構造の繰り返しも多いので、展開的にも残念。もうひと練りあれば、新たなジャンルとして確立しそうだったのにと、、、くぅー。
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