すべて順調
延ばされた命ではなく、自分で生きるということ。
それも豊かさが成し得る選択肢なんだなと痛感した。尊厳って平等ではない。
娘が小さい頃の記憶を回想しながら、母親との確執も垣間見える展開。…
複雑な家族関係にやや混乱し、特に母親については殆ど語られないままであったもののシャーロット・ランプリングの圧倒的な演技力がその部分を補っていたように思う。
誰にでも訪れるその瞬間を私達はどう乗り越…
今回のフランソワ・オゾンはいつもと違うなぁと思う。いつもは人に薦められる感じではなかった(貶しているわけではない。わたしはとても好きなので)。けれども今回は色々考えさせられると言う意味で人にも薦めた…
>>続きを読む2023年映画鑑賞の幕開けは、もはや世界で一番好きな監督となったフランソワ・オゾン作品で。
今年は劇場/家でどれだけ鑑賞出来るか判らないので、1本1本を大切に観ていきたい。
尊厳死を描く作品はこれま…
今やフランスを代表する監督となった、フランソワ・オゾンの新作。
小説家のエマニュエルはある日、父親が脳梗塞で倒れたと連絡をもらう。病院にかけつけると、父親は集中治療室に入っている。父親は一命を取り…
■「安楽死」の問題をフランソワ・オゾン監督が描く〜🎬■
「安楽死」難しい問題です。
2022年に闘病中のジャン=リュック・ゴダール監督が、安楽死でお亡くなりになったのが記憶に新しいかと思…
『ラ・ブーム』でアイドル女優として一世風靡したソフィー・マルソー主演。
公開時56歳、素敵な年の取り方をしていた。
高圧的だった父が85歳で突然脳卒中で倒れ、不自由な身体となり安楽死を望む。
そん…
EU圏ならスイスがあるから尊厳死を選択しやすいと思っていたけれども、フランスからスイスへ向かう、ってところでこんなにハードルがあるんだ、と絶望的な気分になってしまった。
なんでそんなに厳しいのかは分…
© 2020 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTURES