大きな爆発音で目覚めたジェシカ。
自分の中だけに聞こえるこの音は一体…?という不思議なドラマ。
ティルダ・スウィントンだから見てみた作品。
うーん…でも正直自分の苦手なタイプの映画でした。
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一旦停止ボタン押したら、今停止中なのか再生中なのかわからなくなるほど画面が動かない。
でもそれが音に耳を澄まさせる仕掛けになってるのか、なるほどー!
何だか常にどこか無機質な空気感とティルダのマッ…
未知の音をどう理解するか、あるいは同じ音を聞いたとしても他者とは捉え方が異なる。そのような記憶を共有することは可能なのか。
それらを映画でどう表現するかの面白さがあると思った。
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特に印象に…
何回も見たい。音が触覚的に伝わるような緊張感があるので長回しが多くてもあまりダレない。人物の内側の世界で鳴る音や声のオンオフでカメラに映らない感覚の世界を映画に定着させるのが面白いと思った。
ホラ…
死者を気配でなく存在として描く手つきに惹かれる。生きている者が死んだ者を弔うというより、存在が同格になる。最近そんな映画ばっかり見ている。ジェシカとエルナンが女女もしくは男男なら号泣していたと思う。…
>>続きを読む©Kick the Machine Films, Burning, Anna Sanders Films, Match Factory Productions, ZDF/Arte and Piano, 2021.