終始画面は暗めだが何故か暖色を感じるような映画。
近年、頻繁に見かけるビデオカメラの映像を差し込むというベタな演出が本作でも使われるが個人的にはなんとなく好き。
中盤2人の関係性の変化に心躍り出した…
紙タバコが美味しそうな映画は、大体いい映画である。車窓から見える雪吹雪と、白い息が、寒そうに吸うタバコをより一層美味しそうに引き立てる。彼女の旅の本当の目的は、ムルマンスクにあるペトログリフという行…
>>続きを読む国、階級、性別、性的指向。何もかも違う2人が愛し合う行為はキスやセックスよりも、雪の中でもみくちゃになって戯れること、似顔絵を描くこと。
『アノーラ』でも印象的やったユーリー・ボリソフの好演。粗雑か…
なんとなく気になっていて配信にて視聴。ロードムービー的な特に意味を持たないだがそれがいいという映画。旅での出会いには色々あるけど現代ではこんな出会い方はないんだろうな。もっと緩い時代でないとこんな関…
>>続きを読むカンヌ国際映画祭グランプリ。名前だけは何となく覚えていたんだけど、「オリ・マキの人生で最も幸せな日」の監督だと知って鑑賞。
「オリ・マキ〜」は「ロッキー」を思い起こさせる設定からズレた展開になって…
このレビューはネタバレを含みます
岩面彫刻を見に一人で寝台列車の旅に出たフィンランド人の話。同室になったのは距離感バグ無作法ロシア人で最初は頭を抱えるが、徐々に打ち解けていく過程が寝台列車を軸に描かれている。2人とも情緒が不安定すぎ…
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