人間性を捻じ曲げる戦争の悲惨。
二次大戦下、ナイスドイツ占領下のベラルーシ。ドイツの妨害工作をした鉄道作業員4人のうち3人が絞首刑になり、1人だけ釈放される。しかし、彼もパルチザンに裏切り者と疑われ…
2021/9/7
ナチス占領下のソビエト、ベラルーシの森。鉄道員スシェニャと、彼の処刑人となるパルチザン闘士2人。裏切りと疑心暗鬼が描かれ、「羅生門」もとい「藪の中」を観ているかのよう。が、スシェニ…
人は17時間寝ずに起きてるだけでも、
認知機能が飲酒運転時レベルに低下するらしいです。
環境が精神を蝕み、感情を逆撫で、
判断能力を削ぐ。
只でさえ見えづらい人の心は
視界の悪さに踊らされ、…
すごく静かで、重々しく、暗い作品でした。
固定カメラでのシーンが多かった印象で、過剰にカットを割ることなく、それぞれのシーンを長回し気味に映していたのが印象に残りました。
真っ白な霧の中にいるような…
舞台は第二次世界大戦中にナチスに占領されたベラルーシ地方の村、そこでナチスの命令に背いた3人の村人が処刑されるところから物語が始まる。1人だけ処刑を免れた男がおり、彼はナチス相手にゲリラ戦を行なって…
>>続きを読む2012年のカンヌで批評家連盟賞を受賞してもずっと日本で公開されないってんでソフトを海外から取り寄せて鑑賞したって映画。
ドキュメンタリー出身の監督らしい臨場感のある戦場の風景や、ダルデンヌ兄弟や…
[霧の中の水掛け論] 50点
セルゲイ・ロズニツァ長編劇映画二作目。カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出され結構好評だったらしい。ロズニツァはウクライナの映画監督とされているが、実はベラル…