上海の作品情報・感想・評価

上海1938年製作の映画)

製作国:

上映時間:77分

3.7

『上海』に投稿された感想・評価

3.0

〖1930年代映画:戦争ドキュメンタリー:東映:戦記映画復刻版シリーズ:戦記映画・幻の名作復刻版シリーズ:文化・記録映画ベスト100短編映画で見る日本の20世紀〗
1938年製作で、第2次上海事変の…

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菩薩
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戦果よりも戦禍の方が強調されるかの様に死の表象や破壊の現状が色濃く羅列されていく。勝利よりもその下に眠る死者達を悼み戦争に対する嫌悪感を募らせる為に撮られた様な一本…と言いたいところだが、ギリギリの…

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gena
3.7

日本のプロパガンダではあるんだけど、上海事変を撮ったものと勘違いしていた。1938年なので既に日本が支配していて、シナ事変後数カ月〜半年くらいの日常が映されている。とは言え美しい街並みはちゃんと残し…

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日本占領下の上海の様子を伝えるプロパガンダ映画(実は反戦的な作品)。1937年12月にロケ。「戦ふ兵隊」(1939)の亀井文夫監督の出世作だが、本人は現場には行っておらず編集と構成演出を務めた。監督…

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cil
3.5
土と兵隊よりこっちかも
しかし亀井文夫のドキュメンタリーには例えば土本や小川のような「怒り」が欠けてるというか、題材に対して画面そのものがまだ綺麗すぎる気がする

プロパガンダ映画のフリした反戦映画とは、やりますね。全体的にキメの画が少なく、淡々とリアリティな場面が進んでいく。
日本がめちゃくちゃにした上海の町並み、村での中国人と日本軍のほんわかした交流、かつ…

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324
3.8
無常。物語る被写体。乾いた画。損壊、トーチカ、墓跡、子ども。
Omizu
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【1938年キネマ旬報日本映画ベストテン 第4位】
山本薩夫との共同監督『戦争と平和』や『女の一生』などの戦後の作品も有名だが、それ以上に記録映画を多く制作した亀井文夫監督のプロパガンダ映画。ご本人…

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街の荒廃やお墓陣地だとかこれは恨みを買うわいな、とプロパガンダであることをメタに強調する作りになってる。将兵のあからさまに台詞言わされてる感がおもろいね。体裁を整える官憲の在り方と対象的に子供たちの…

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