戦場のピアニストの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『戦場のピアニスト』に投稿された感想・評価

Chippy
4.0

20年ぶりの再鑑賞。重厚な内容でずっしりと心に響きました。車椅子のおじいちゃんが立てというナチスの命令に従わない(従えるわけがない)からといって窓から車椅子ごと投げ落とされる。家族の目の前で。一列に…

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第二次世界大戦でかつ、ユダヤ人に焦点を当てた作品って、”シンドラーのリスト”とか”ライフ・イズ・ビューティフル”とか陰鬱な雰囲気で、救いのないお話なんだけど、必死に生き残ろうとする主人公たちをみて、…

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IMAO
4.5

製作年が2002年で公開時に観た時以来だから、18年ぶりに観直したことになる。初見の時も思ったことだが、この作品は多分ポランスキーの魂そのものだ。
ポランスキーは結構な職人監督で、余興で撮っていると…

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NOBU
3.5

ナチスの支配下のユダヤ人は死に怯え、ナチスの横暴は当然、憎しみを生むが、この映画はそういった残酷極まりない姿を描きながら、決して憎しみを助長することなく、シュピルマンのひたすら音楽を求める姿を描いて…

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jun2km
3.9

1939年。ドイツのポーランド侵攻。遠い過去の話ではない。私は何年も生きてきたのに、この戦争でヨーロッパに何が起こったのか知らないことばかりです。何度か、年月日がテロップ表示されます。ヨーロッパの人…

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アクション映画でなく、ここまで息が詰まる作品は初めてかもしれない。

これが実話を基にした物語であると知っているから、余計に胸が苦しくなる。

ややセピアがかった映像は、哀愁を帯びた西洋絵画のよう。…

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ユダヤ人迫害の歴史を知っている方が楽しめるような気がします。ただ、最後の最後、代役なしでエイドリアン・ブロディ自身が挑んだ演奏シーンは見事な迫力です!
koyo
4.2

第二次世界大戦のきっかけとも言えるドイツ・ソ連によるポーランド侵攻。

そのポーランドの首都ワルシャワが物語の舞台です。ざっくりとですが、独ソ侵攻からユダヤに対する弾圧、ワルシャワ蜂起、終戦までの6…

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ピアノを素晴らしい腕前で弾けるという才能の努力の賜物を持った人間の話。
誰かを救ったり、誰かに救われたり、巡り合わせを感じる。

芸術は生きる上で必須なものでないけれど、なくなってほしくないもの。

大切なものや普段の生活が徐々に失われていき、生きていても地獄のような生活。生きる気力も失われそうになっただろうに、憤る余裕もない日々を過ごすうちに感情すらも無くしてしまったかのようになり、とにかく1…

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