このレビューはネタバレを含みます
田中澄江の脚本が素晴らしい。それに見事に応える増村保造監督。姉の山本冨士子が着物姿で日本舞踊の師匠勝新太郎と実家の花農家を訪れる。野良着姿の妹若尾文子と川口浩がトラックの荷台から迎える。栽培管理のい…
>>続きを読む邦題失敗したみたいなタイトルだけど原題。“家”の終わりのはなし。タイトル全然話と関係ないし、マジレスするとたとえ美しいとしてもそのことは罪にならない。長女山本富士子が川崎敬三と、次女若尾文子ちゃんが…
>>続きを読む「そーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーなんですよぉ、川崎さん」
というわけで。
タイトル損してるけど、かなりの傑作。
没落寸前の旧家の三姉妹の物語。
山本富士子、若尾文子…
若々しい勝新。
溌剌とした若尾文子。
美しく良妻な山本富士子。
聾唖で不憫な野添ひとみ。
恋愛の成就やら破談やら、仕事の夢とか実現とか、ちょっと内容量多め。
そして農園を畳み土地を売るという、一…
↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。
☆☆☆☆
題名から女…
約20年ぶりの再見。90分足らずの尺でこれだけのドラマをよく収めたものと感心。意味深な表題は大映の三大女優(山本富士子若尾文子野添ひとみ)にそれぞれかかっているのだが、聾唖者役の野添ひとみにその比重…
>>続きを読む大映スターたちによるトレンディドラマっぽいけど、しっかり新時代を生きる女たちを描く増村映画。踊ることを厭がっていた杉村春子が盆踊りをしだす瞬間の表情の変化と2人で踊る姿、野添ひとみの告白のところは邦…
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