美貌に罪ありに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『美貌に罪あり』に投稿された感想・評価

キャストが豪華で嬉しい。
勝新太郎の扇子
若尾文子のただいま
杉村春子の表情
終盤本当に凄かった。
4.3

このレビューはネタバレを含みます

実質『桜の園』と思ったらやはり下敷きにしていたらしい。
長いこと暮らして来た大切な土地を捨て新しい生活へ踏み出す話。大好きなんだよなー。
戦後日本を舞台に翻案していることで日本ならではの家の重んじ方…

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akrutm
4.2

夫に先立たれ経営が次第に厳しくなっていく花卉農園を舞台に、女主人と二人の娘、従業員たちの人間模様を描いた、増村保造監督による恋愛ドラマ映画。川口松太郎の(おそらく)同名小説が原作。

(今はもはや死…

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終盤、盆踊りの音がずっと鳴り続けながら様々な場所、人、時間が綴られていくところ、神懸かり的にすごい。踊りと、音と、構図と動き、セリフのリズム。

「櫻の園」を題材に川口松太郎原作、田中澄江脚本の、成瀬巳喜男「鰯雲」を連想する東京近郊の農村改変にも鋭く切り込んだ、大映を代表する俳優陣を擁しドライでもありセンチメンタルでもある増村保造監督珠玉の秀…

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杉村春子の終始哀愁漂う感じが素晴らしいな

勝を支える富士子この感じは残菊物語
ととても似てるな

何かを得るには何かを犠牲にしなくちゃ

 増村保造×若尾文子コンビ

 封建制度に対抗した物語。杉村春子演じる母親と山本富士子、若尾文子の娘が家か愛かの相続をする。
 
 増村保造の映画としてはそんなに好きではなかったです。口の聞けない娘…

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高度経済成長時代に取り残され、そして翻弄される人々が自らの将来のために己の道を模索しながらも互いに助け合い必死で生きていく姿が逞しい。
まったく異なるそれぞれの将来への夢を追いかけながらすれ違うも、…

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人は死に時代は進み、それでも生きていかねばならぬ。一人一人が自分の1番大切なものだけをギュッとするとぶつかることもあるかもしれないけれど、それでも自分の心に嘘をつかなかったことは、確かな強さへとつな…

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このレビューはネタバレを含みます

延々と続く田園風景にようやく台詞が差し込まれると着物姿の山本富士子と勝新、車降りると迎えるは花に囲まれた若尾文子様と川口浩、という冒頭でもう、惚れました。だいしゅき……。
そこに川崎敬三と野添ひとみ…

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