自らが愛していた男は、偽りの名を名乗り、大木の下敷きになって亡くなった。葬式で兄弟に「遺影置かないんですね」と指摘され、その事実が明らかになる。
序盤こそワクワクする展開ながら、その後は大きく物語…
安藤サクラにハズレなし。
とても存在感があるのに、ひとりだけ浮くわけじゃなくしっかり作品と一体となってるのがすごい。どんな役柄であっても。
そして柄本明の底知れなさが圧巻。化け物か!
これだけの…
余韻が凄すぎる。終わり方の洒落具合。
全員の演技が最高峰であったと同時に、柄本明の存在が最高に奇妙で不気味だった。
”その人”自身ではない部分で語られるその人の部分が変えることの出来ない不条理さ…
「ある男」製作委員会