自由・平等・博愛の国で起こった
それとは真逆のできごと
トリコロール(特に印象的な赤と青)が多く使われる画面の色彩設定とは対照的に、
不自由で不平等で孤独の中を戦う少女の12週間と、作家になる彼…
このレビューはネタバレを含みます
「ヴィオレッタ」の子だ~順調にキャリア積んでいる上にめっちゃ美人さんになってる(゚д゚)! これ原作者の体験が基になってるんですよね。最初はアンヌは一年休学は考えなかったのかな?舞台は60年代ってだ…
>>続きを読むヴェネチア国際映画祭の金獅子賞だが、カンヌ国際映画祭に触発されたような尖がった作品を選出。主人公の閉塞感だけでなく、追体験するよう生々しさを狙ったスタンダードなスクリーンサイズに参った。見てられない…
>>続きを読む女性にとって大きな問題。
中絶する事自体は良くないけど、中絶を完全に違法とする制度もおかしい。。。
中絶を違法としていた時代のフランスで学業を優先にするが為に中絶をどうしてもしなきゃいけないので…
今年のノーベル文学賞はアニー・エルノーに決まった。言うまでもなく本作の基となっている「事件」原作者である。そのニュースに喜びを感じていたが本作を見てから如何に世間は都合の良い所しか切り取らず報道され…
>>続きを読む中絶が法律で禁じられているとすれば、どうなるか。不本意な妊娠を避けるようになるか。妊娠したら、必ず出産するようになるか。そうとは限らない。切実な問題である。そんな法律を作っても、思い悩み、かいくぐる…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
1970年代半ばまでフランスでは中絶が合法化されなかったという事実は、現代の感覚からするとやはり衝撃的だ。
これも男性中心の社会構造の弊害なのだろう。
女性を妊娠させてしまう責任は男性にあるはずなの…
こんなに観ていて痛さを感じる映画は久しぶり。何度も悲鳴が出そうだった。
フランスで人工妊娠中絶が合法になったのが1975年だそうで、自分が産まれた頃は、まだ女性に選択肢がなかったという事に衝撃を受…
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