「洞窟」は、とにかくワンカット、ワンカットが、まるで絵画のように息をのむほど美しく、地上の光が届かない洞窟内との対比が素晴らしい!
TIFF トークサロンでの ミケランジェロ・フランマルティーノ…
画面暗いし、眠りを誘うかも…と思いきや、人の探究心のせいなのか、最後まで集中できた。
小さな灯りを頼りに洞窟の奥底へ進む様子が美しかった。雑誌を破ってつけた火がゆらゆらと舞い落ちる。
老人の死の…
牛飼いの老人と洞窟探査隊の話。まだテレビが白黒のブラウン管だった時代の出来事を俯瞰のショットを多用して撮影したドキュメンタリー風の再現映画。
638メートルという当時では世界第3位の深さであった未…
東京国際映画祭にて鑑賞。
今年も開幕した東京国際映画祭。
まず1本目はワールドフォーカス部門から『洞窟』!
洞窟探索の描写に、近郊に生きる老人の姿を重ねて描く。美しいショットを淡々と積み重ね、台…
洞窟は1960年代に実際に行われた洞窟探検を題材にしながら、台詞、ナレーション、音楽といった「語りの要素」を排除し、構造のみで情景を提示するという極端に沈黙した表現形式を選んでいる。
この作品にお…
1960年代のカラブリアの山奥の集落と、当時の装備でひたすら洞窟の底へ降りていく調査隊。
一体どんな魔法で再現してるんだろうかという映像が続いて、もう呆然と見ていた。
カラブリアの山肌と放牧の風景が…
映画に於ける空間というのは全体をどう照らすかというより、一部を照らすことで拡張されていく。洞窟内へ火をつけた雑誌を放るワンカットはそれを裏付けるように空間を赤い光により拡張するのだが、老人が死亡し…
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